【感想・ネタバレ】プロ野球の一流たちのレビュー

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Posted by ブクログ

 興味ある内容なのと、文章が読みやすいのとでまたまた著者の本を読む。出てくる選手をほぼ全員わかる、という点も大きい。
 とにかく全部おもろかった。

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2015年06月15日

Posted by ブクログ

テレビでコメントをしているところを見たことがあった著者―それが面白かったので記憶に残っていた…―の作品で、なんとなく手に取り、面白そうなので求めたが「薦められる一冊」である。
往年の名選手や名物指導者に関すること、最近の人気選手にまつわること、更に“野球界”のことなど、これまでに発表した文章をまとめたもののようだ。何れも面白いが、私は後段にあった“野球界”のことを興味深く読んだ。

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2009年10月04日

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選手・監督たちの野球観、日米野球格差や日本プロ野球の品格の問題、独立リーグについて書かれた本。

前半の一流選手・監督の野球観はとても面白く、選手や監督たちの思考を知ることで野球をさらに楽しむことができます。

後半の日米野球格差や独立リーグについての話も興味深い内容です。本書を読むことで日本プロ野球が抱える課題がよく理解できます。

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2020年09月07日

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本書前半は、野村克也、中西太、工藤公康、大野豊、古田敦也ら超一流野球人との対談。彼らのインタビューからは、超一流が一流と一線を画す理由がにじみ出る。独特の野球哲学、独自のスキル、当たり前のことを当たり前にこなす継続力、確立された人格、どのひとつとっても、超一流たる所以がある。野球に携わることのないビジネスパーソンにも大いに参考になる。 中盤に「清原が一流スラッガーであるかどうか」の論文がある。2008年時点で500本、ホームランを打った打者が8人。その中で一度もタイトルをとったことのない打者は清原以外存在しない。このような打者をどう評価するか、二宮視点はなかなか面白い。 後半は、「高校野球特待生問題」、「逆指名に伴う裏金問題」「独立リーグ」など今のプロ野球界を取り巻く問題に言及。特に「高校野球特待生問題」については、私の大嫌いな朝日新聞の高校野球に対するダブルスタンダード(高校野球が教育の一環であると言う観点から、金の匂いシャットアウトすべきと主張する一方、経済性を優先するために、高校生に何連投もさせる)に鋭く踏み込んだ論文である。さすが二宮清純であると納得した。

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2018年10月23日

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本としてのまとまりが悪いのが残念ですが、連載をまとめたようですね。
対談は知らないことも多かったので、楽しめました。後半の著者の考えがかかれたた章もなかなか納得できる内容に思えました。
P258に書かれている高野連と朝日新聞に対する文章は、最近の朝日新聞の状況を考えると、思わず笑ってしまいます。朝日新聞に興味のある方は、是非ここだけでも読んで下さい。野球と違う感想ですみません…。

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2014年10月13日

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特に1章と2章が面白かった。トップクラスの選手の話はやはり心に染みる。元気を貰うとともに今の自分に不足しているところを確認できる。

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2013年02月10日

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インタビューだけではなく、自分はどう思うか、どうした方がいいとおもうのかが、率直に書かれていて好感が持てる。
やはり日本人は外部からの圧力がないと変われないのか。内部から変えようとすると”裏切り者”や”変人”で潰されてしまうのだろうか。
プロ野球を知ってる人は、誰でも問題点を知っている、分っている。変えようとしていないだけだ。
選手やファンがその”いわれのない”罪を背負っていることに、我々は気付いているが‥。
興味深い一冊です。

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2012年03月01日

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[ 内容 ]
山崎武司打撃開眼の理由とは?
新井貴浩はアニキを超えられるか?
松坂大輔永遠の課題とは?
中西太が語る打者育成術、野村克也の配球術──。
人気著者が探る日本プロ野球の真髄!

[ 目次 ]
第1章 監督の極意、投打の奥義(野村克也の「配球学」 中西太「育てる打撃論」 ほか)
第2章 名選手たちの技術と陥穽(松坂大輔論?東尾修インタビュー 清原和博は強打者か ほか)
第3章 日米の野球格差を問う(松坂大輔ポスティング移籍を考える 野球超大国アメリカの品格 ほか)
第4章 日本野球を脱構築せよ(裏金問題と日本球界の体質 特待生問題と高野連 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年11月23日

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まあ、いろいろとちゃかされている著者だが、やっぱり野球ファンのツボをご存知だし、選手と近いところにいるスポーツライターの文章は面白い。なんでテレビ局は解説者として起用しないのかな?精神論ばっかりのOB解説者なんかより遥かに面白いと思うのだが。

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2010年10月19日

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何故、あの選手はすごいのか。すごいと言われたのか。
古今東西の名選手の取材とエピソードを集めた本。
よくある「こんなエピソードがありました」で終わらず、「こうしたからこうだ」というところまで完結していて納得できました。
選手の話ばかりではなく、今の球界の在り方への批判や独立リーグについての話も興味深かったです。
特に独立リーグのことは知らないことばかりでしたので面白く読めました。

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2009年10月04日

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野球ファンにとっては、野球の魅力がよく伝わってくる。インタビューあり。

野村の配球論、中西太の打撃論、それ以上になぜか大野豊が元・銀行マンだったっていうところに注目がいった。人生わからないもんだ。札勘っていうらしいね、お札の読み方は。縦読みと横読み。指先に無駄な力を入れずにやるのはピッチングと一緒なんだぁ。

それによって指先の感覚が鍛えられたとか。すごいわ。信じられないけど何が幸いしてプロになったんだろうかってくらい不思議なものだよ世の中。
テスト入団だしな。子供の頃の、身近なものでよく遊んだことも、自分の中で考えてアレンジした経験が手先の器用さにもつながり、プロでの適応力にもつながったらしい。すごいよホント。

江川の世代だそうな。

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2009年10月04日

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一級のスポーツジャーナリストの本だけあって説得力がある。
ご都合主義で、既得権益を手放そうとしない野球界を牛耳っている人々の矛盾を鋭く指摘していておもしろい。

「完全ウェーバー制の導入に反対する勢力は決まって『職業選択の自由』を訴える。同じ口で『完全ウェーバー制を導入するとメジャーリーグにアマチュアの有望選手が流出してしまう』と言うのだから矛盾している。それこそ『職業選択の自由』に反してはいまいか。」

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2009年10月04日

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TVによく出演するスポーツコメンテイター二宮清純の野球本です。
日本のプロ野球史に残る名選手の凄さを解説してくれます。
また、現在のプロ野球界の問題点と未来へ向けての解決策を示しています。
この本で示しているのは、サッカーと同様に野球もA代表(日本代表)を最人気チームにすることで、巨人依存のビジネスモデルからの脱却を促しています。おそらく韓国は2004年アテネオリンピックの本戦に出場できなかったことで、A代表に的を絞った球界全体の改革を行ったのではないかと思います。翻って、我が日本の球界は未だ改革ならず、といったところでしょうか。2012年ロンドンオリンピックには正式種目から野球は外されてしまうため、二宮氏のA代表を軸にした改革も進まないかも、と思ってしまう。WBCはあるけど、アメリカが主催であるところに胡散臭さを感じてしまう(前回大会は胡散臭いことしても、米国は決勝に進めなかったんだけど)。

この感想を書いている時点で、北京オリンピックの星野ジャパンは準決勝敗退し、3位決定戦に向かう所です。

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2009年10月04日

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著者が「本」「現代」といった雑誌に寄せた原稿をまとめた本。もともとワンテーマではない(と思われる)んだけど、なかなかいいストーリーにまとまっている。

冒頭は「野村克也の配球学」から始まる。

この本を買ったのは偶然本屋で見つけたからなんだけど、ちょうど前に読んだ「野村ノート」を土台として、その後日談みたいな感じだ。

次いで、中西太の「育てる打撃論」、稲尾和久の回顧録、大野豊のピッチング論、東尾・土井の選手観…とインタビューを中心に記事がつづられる。

通底しているのは、「考える」ことの重要性である。ピッチャーなら指先の感覚を、バッターなら腰の回転を…うんぬん。そして松坂はなぜよく打たれるか、清原はなぜタイトルを取れないか、というところへ収斂していく。

渡辺俊介、山崎武司、工藤、古田…とインタビューは続く。いずれも考えて優れた技術を身につけていった人たちの箴言の数々。

いやぁ、野球のなんとコクのあることよ。

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2019年06月11日

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前半の名選手名監督のインタビュー、紹介はおもしろいんだけど、後半の特待生だのポスティングだのWBCだの野球界の問題についての記事がバラバラ入ってるのは邪魔。本自体が古いから話が古いのは仕方ないけど、雑誌一回分程度の記事を数年後に読まされてもしゃあないし。

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2016年09月18日

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読んでて、実は既に1度読んだ本だということに気付く体たらく。

彼自体の分析は凡庸だけど、選手や元選手のインタビューは面白いです。

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2012年02月19日

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二宮清純氏のスポーツものノンフィクションは面白いですよね。松坂の課題など、今読むとちょっと古いのですが、それでも、「あ、そうだったのか」と思って面白いです。

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2011年07月19日

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プロ野球の歴代の名選手のインタビューと、いくつかのコラムで構成されている本。個人的に一番面白かったのは清原論。チームバッティングに徹する4番打者として森監督から絶大な信頼を得たこと、そのせいでタイトルに縁がなかったこと、そして、苦手な内角を最後まで克服できず、晩年は死球→ケガ→無理な筋力増強という負のスパイラルを歩んでしまったこと。。。清原自身は自分のキャリアに満足しているかもしれないけど、傍から見ていると、やっぱり悲運のバッターだと思わざるを得ない。

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2011年04月17日

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明日、スペイン人と野球観戦に行くから野球関係の本を片っ端から読破している。
よっくわからない。でもまあ愉しみましょう。小さい頃や大学時代、前の職場の同僚とは野球を見に行ったものです。懐かしいな。

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2009年10月07日

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2008.11 了/
新幹線に乗る前に品川の本屋で買った本.
帰りの新幹線でワンセグで日本シリーズ観戦を試みるもハンドオーバしないので敢え無く断念.
チャンネル探しているうちに次のエリアに移動してしまう...

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2009年10月04日

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スポーツジャーナリスト、二宮清純のインタビュー集。

古田の配球術、工藤のバッテリー論、清原、東尾、、、

など名打者、名投手の野球の哲学が収録された一冊。

あの名シーンが蘇る。

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2009年10月04日

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プロ野球の超一流選手はどういう思考様式なのか?を野村監督、中西太、工藤、古田などとの対話の中から探る。
とくに興味深かったのは中西太のコーチ論。

中西のコーチ論の要諦(33)
チームで一番へたくそと仲良くする。へたくそが上達するとほかの選手が私の意見に耳を貸すようになる。
萎縮させたら一人の兵士を失う(中西の恩師の三原監督の言葉)
萎縮させる=プロにはいってきていきなりできないことをやらせること
理論はベテランならともかく若手はきいてもなかなか体で理解できない。(43)
ぼくの理論は実践論。
人をみて法をとけ。「こういう名選手はこういう練習をしていたよ」という具体的な方法を出してあげるほうが選手は取り組みやすい。これが中西実践論にもとづくコーチ学の要諦。
コーチがいくらいっても最後は本人の努力。王貞治の取り組んだ努力は神がかっていた

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

2008/6
スポーツジャーナリストとして名をはせている著者が書いたプロ野球界の現状を書いた一冊。インタビュー記事など、客観的な視点でかかれたものは良いのだが、どうしても主観が入ってくる箇所に関しては疑問を感じてしまう部分も多い。読みやすいので野球が好きな人は読んでおいても損はない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

二宮清純という人は野球が好きなのだな、ということがよく分かる本だ。ただ本の内容について言えば、インタビューは非常に面白いけれども、それ以外の部分は、割合と通り一遍のものであり、今ひとつである。インタビュアーとしては優れた人だと思うけれども、ライターとしては、凡庸な印象を受ける。

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2011年07月25日

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