【感想・ネタバレ】星からの1通話のレビュー

あらすじ

ショートショートの奇才が贈る75回の電話遠い星にも大人と子どもがいて、樹や石があってみんな苦労しているのだろうか。身の回りのほんのささいな、けれどもせつなくなるような世界を卓抜な筆致で描出。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

75編のショート・ショート作品を収録している本です。

日常生活のなかで、時間軸を飛び越えて奇妙な体験に陥るといった筋の話がめだつように感じました。現代の作家でいえば、乙一のライト・テイストのホラー小説のような雰囲気があって、たのしんで読むことができました。もっとも、作品数が多いので、同工異曲に思える内容のものも若干あったことも事実ですが。

一つひとつの作品が非常に短いので、ちょっとした空き時間に読んで日常からしばらくのあいだ離れるような気分にひたることができる本だと感じました。

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2023年03月29日

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