【感想・ネタバレ】WESTWOOD VIBRATO 1のレビュー

あらすじ

南アフリカ・ケープタウン。
そこに世界最高峰の技術を持つ楽器修理の専門家が住んでいます。
どんな楽器でも依頼人のリクエストに応えて修理するスゴ腕のマイスターは、なんと西アフリカ出身のうら若き女性。
「WESTWOOD VIBRATO」というそのアトリエこそ、義足の天才楽器修復士コーネリア・ボボ・ウォッシャーの仕事場なのです。
彼女の手にかかった楽器たちは、依頼人の心をも癒やし、彼らの想いを届けるためにアナタを小旅行へと誘います。
コーネリアの紡ぐ心の旅へ、ようこそ。
かつての内戦によって左足を失った彼女、頭部にもいまだに被弾したまま、そのカケラが埋まっています。痛みや発作を越えて、彼女は闘います。争いのない世界が実現することを夢見て。
だからこそ、この物語を読んだ人は、コーネリアが起こす小さな奇蹟の目撃者となるのです。
あなたも目撃者になりませんか?
この本を手にしたとき、アナタは目撃者となり、アナタの心をも癒やす旅が始まるのです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

南アフリカはケープタウンを舞台に、ひとりの楽器リペア職人である女性が様々なクライアントと織り成す心の交流を描いた作品。
楽器のリペアという事もあり、音楽的話題も豊富です。個人的にはナチのフリューゲル奏者の話が良かった。
基本的に一話完結型で読みやすいですが、少し社会的な背景・ストーリー展開が多めかも

0
2011年09月05日

Posted by ブクログ

ハングルでいう「恨」(ハン)について、僕はハングルも学んだことが無いし、どのようなものかと押し付けてくる人の話を聞いたり読まされたりしたが、どうもそういうものではないのではないかと思っていたが、マイナスなものだけでなく肯定的なものも含んでの有り様を表すものとしてコミックの中で描かれていて、このコミックを読むことで理解が出来たなどと言うつもりはないが、しかしよすがの一つにはなるのではないかという気がした。
描かれているのはバロック音楽ではないのだけど、まさに通奏低音とでも言いましょうか。

0
2010年12月31日

Posted by ブクログ

聞き手が若い美人のねーちゃんで楽器にまつわるアレコレ話。
思った以上におもしろい!というわけではなかったのがちょっと残念。
楽器修理工の活躍が目だたなすぎる半面、修理を依頼する側の思い出が前に出すぎてあくまで修理工が聞き手に徹しているため、インパクトに欠けるというかなんというか。
普通に楽しめました

0
2010年08月27日

「青年マンガ」ランキング