【感想・ネタバレ】高いところが好き（小学館文庫）のレビュー

田部井淳子

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エベレストの女性初登頂者になったママさん登山家は、その後、女性としては初の7大陸最高峰の登頂者になった。そして、その後も世界各国の最高峰を登り続けている。仲間や資金を苦労して集め、遠征キャラバン隊はベースキャンプに到着。雪崩に襲われながらもエベレストに初登頂する。他に、アフリカのキリマンジャロ、南極最高峰ビンソンマシフ、北米最高峰“魔の山”マッキンリー、さらに初めて明かす北朝鮮の山登りなど臨場感あふれる秘話が満載。

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[ブクログ · ★★★★★]

元祖山ガール田部井淳子さんの登頂記。
1975年にエベレスト女性初登頂を成し遂げたり、1988年にはマッキンリーへ仲良し女子3人組で挑戦したりと、女性だってやればできるよと行動で示す凄い人だ。

民間人が行くことが不可能だった南極 ビンソンマシフという山へも夢をかけて実現させてしまう。
世界の最高峰に魅せられた田部井さんは、山からも愛されているように思われてならない。

[ブクログ · ★★★★★]

世界の最高峰の山岳に挑みながらも、女性として母として妻としての視線を持ち続けているところが大好きです。過酷な登山であってもそれをエンジョイし続けているんだなあっていうことが文章から伝わってきて、読んでいてとても楽しくて、親近感を感じてしまいます。

[ブクログ · ★★★☆☆]

エベレストをはじめ数々の「最高峰」を極めた彼女。さぞすごい方なんだろうと思って読んでみると意外にも普通のおばちゃんだった。
もちろんとてもいい意味で。