あらすじ
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144対0、241対2。この数字は、2006年にアメリカで行われたF-15、F-16、F18とF-22の模擬空中戦の撃墜数である。日本を始め世界中に配備されているアメリカの名戦闘機を寄せつけない圧倒的な戦闘力を誇るF-22ラプター。その全貌を本書でお見せしよう。
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Posted by ブクログ
タイトル通りの最新鋭戦闘機の解説本。
航空雑誌等で大体内容は知っていたが、この本のようにコンパクトにまとめてあると判りやすい。日本の自衛隊がこの戦闘機を欲しがった理由もよく判る。とにかくスペックが最高で、他の戦闘機を圧倒する能力がある。ステルス性能を活かせば、自身が捕捉されること無く相手を倒せるという戦術理論が素晴らしい。
但し、この最強戦闘機も未だに実戦投入されたことがなく、果たして理論通りの性能を発揮できるかどうかは不明である。練習ではもの凄いボールを投げても、本番の試合ではダメというピッチャーもいるように、F-22も性能は抜群でも、相手が想定外の戦術で対応したり、パイロットが能力を発揮できないと宝の持ち腐れということにもなりかねない。機械は人間が扱うものですら。その前に、そういう事態にならないように平和な世界が続くことが望ましいのですが。