あらすじ
僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。
彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。
因果応報、自業自得。
僧侶としても、救急医としても、
自分の未熟さを思い知るのだった。
すべての執着を捨てるのが仏の教え、
生に執着して命を救うのが救急医。
その境界で「あるべき姿」を追い求め、
道を見失いそうな彼を動かすのは……
「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。
感情タグBEST3
掃除のおばちゃんがすっかりツッコミ役として定着してきた様子。
整形外科の先生も最初の印象とは違って色々な人間味が出てきたし、新しく来た心臓外科の先生も曲者だし、脇役キャラも濃くて良いです。
Posted by ブクログ
「迷いの中で泣いている人に、ボクは何ができるんだ?」
「経路、未だ知らず、岐(ちまた)に臨んで幾度か泣く」(弘法大師)
「自灯明(自らを頼りとし、他人を頼りとせず)」(釈迦)
「一身独り生歿す、電影これ無常なり(人はひとりで生まれ、ひとりで死んでゆく。その一生は一瞬の雷光のようだ)」