あらすじ 臨床医の宿命とはいえ、今までに多くの患者さんの死を看とった。静かな死、凄惨をきわめた死、子供の死、若人の死、母親の死、自らの命を絶った死、友人の死、そして肉親の死等々。いつも、虚ろな空間だけが残り、医者にならなかったら、こんな悲しい場面に立ち会わなくてすんだのにと思う(あとがき)。心に残る患者さん達との出会いと別れ、医者の胸の内をホンネで語ったエッセイ集。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #感動する #深い #タメになる すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 18年ぶりに再読。 大学病院の教授だった著者が、患者たちとの出会いと別れを、読みやすい文体で綴った心温まるエピソードをまとめたエッセイ集。 「私たち医師が常に心がけなくてはならないことは、『病気を治すのではなく、病人を治す』ことなのである」 著者の医療に対する姿勢が如実に表れている言葉だろう。 ある...続きを読む患者の治療で、結果として患者の命を縮めることになった経験を語り、「どんなよい治療をしても、そのことが患者の命を縮めることになったら、それは最悪の治療である」とも。 0 2023年07月14日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 医者の目に涙の作品詳細に戻る 「エッセイ・紀行」ランキング 「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ