【感想・ネタバレ】「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教えるのレビュー

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Posted by ブクログ

良書です。

「グローバル人材」というとまず英語とか異文化の理解から、となりがちですが、本書では「ルールの理解」を説きます。
サッカーのルールを知らなければサッカーはできない。グローバル人材として行動するためのルールを、その背景も含めて平易に、そしてものすごく具体的に説明します。

キャメル・ヤマモトさんの本は多く読んでいますが、いつも類書とは異なる、際立った知見を得ることができています。

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2012年03月15日

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島国人材の基本は「まわりに合わせる」、グローバル人材の基本は「構想があって、その構想の実現に向けて動く」…“グローバル”な仕事術の豊富なヒント満載。

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2011年10月16日

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"最低限の語学力
異文化コミュニケーション(このテーマだけでも奥が深い)
リーダーシップ
プロジェクトマネジメント
交渉術
物事の捉え方 発想力
など、世界でも活躍できる人材像を見える化している本。"

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

研修の講師が勧めていたので読んでみた。「ビギナーのグローバル人材」から始めよう、そこから小さくとも一歩ずつ進んでいこう…そう思わせてくれる良書。「初心者でも、今この瞬間からサッカープレイヤーになることはできます。」…グローバル人材っていうのは「やっとのことで」なるもんじゃなくて「今すぐとにかく」なるもの、なると自分で決意するものだと。キャリアを磨くことと、ルールを知ってそのルールに沿って働くことは似て非なるものだと、言われてみれば当たり前だけど、言われてみると自分もそういう思考回路が働いていたなぁと反省させられた。思考の癖、マインドセットとは恐ろしいものだ。

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2014年01月07日

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世界標準というより、もっとも大事な、基本的な、仕事への取り組み姿勢、考え方を説いた本であると思う。
基本を大事に実行することが、世界標準の人材につながるということか?
久しぶりによい本であったと思う。
一つずつでも実践していく。

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2013年10月06日

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外務省官僚→外資系コンサル等の著者。そこはかとなく漂うどぎつい感じに手に取る瞬間はちょっと躊躇を感じつつも、読んでみたら面白くて勉強になった。アウトプットのイメージをもって着手する、仕事きたらさっとアウトライン、時間ケチ、専門性の掛け合わせ・・・などなど、同質性を前提としないグローバル企業のなかで当然の「お作法」である仕事術とその基幹になるマインドセットを提示している。(日本企業でもそうじゃないの?と思いつつも、まあそれはいい)最後の、「自分自身を簡潔に定義」という部分は共感した。輪郭の濃い人間になること。

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2012年08月22日

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最近転職したのですが、この本を読んで、日本企業はまだまだ改善の余地ありと痛感した。
【特記事項】
●日本企業ははじめに人ありき、まわりに合わせる。しかしグローバル企業ははじめに戦略ありき、構想ありき。
・説明するときは立って説明すること。
●結果から構想を練っていく。
・IDEOのディープダイブ・ブレスト法がいい。
●仕事はプロジェクト的に。
:課題、結果、解決法、実行、役割分担、モニタリング、評価と行っていく。
・プロジェクトの要点の最終化、具体的な業務への分解、その業務を時系列で表示、時間見積もり、費用見積もり、コミュニケーションプランの作成。
・ほめることを忘れない。
・時間ロスを避けろ。
●ベテラン交渉者は、質問の数が多い、最終合意に至るまでにした約束が少ない、当初の要望の数が多い、交渉で提示する選択肢の数が多い、共通の立場への言及が多い、長期的課題への言及が多い。

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2012年01月10日

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仕事のやり方を模索中。
そんな中、手に取った1冊。

・人の前に立つ(もっとがんばろう)
・会議では3番目までに発言(やってる)
・「さっとアウトライン」(やってる)
などなど。

自己診断ができてよい。
できてないことはひとつひとつ実践して試してみる。

これからは海外の人とも仕事する機会が増えるはずだから、それへの準備も含めて、1月中に、外資系トップシリーズ(ダイヤモンド社)にも目を通そうと思います。

それはそうと、いつもよくわからないというか、もっとよい方法はないかと考えてしまうのが、「プロジェクト管理」。
十分な専門性の裏打ちがないメンバーが多い日本のフツーの職場。
この時点でプロマネなんて夢のまた夢って気がするけど、これも結局「タスク切り」の問題なのか。

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2012年01月02日

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自己啓発本は何冊か読んできたが、新しい切り口だと感じた。気付かされる点も多く、何度か読みなおして役に立つところは取り入れていきたい。

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2011年11月05日

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コンサルティング会社勤務の筆者が送る作品。
こういうビジネス本は多いですが、本書は分かりやすい本だと思います。 
思考の方向性を効率的なマトリックスを用いている点が高評価です! 
こういう本を読んだらあとは実践のみ!! 

会議で黙らない。 
メッセージはシンプルに。
「目的に」こだわる
挑発的な目標を立てる

タイトルにあるように海外で仕事が進むようにアドバイスもされています。 
何度か読んで身につけたい1冊です。

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2011年11月01日

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ネタバレ

珍しく書店で予備知識なく手にとった本。おそらく20代〜30代の若手サラリーマン向けに書かれているが、40代の自分が読んでも、改めて意識を仕向ける意味でよくまとめられていた。とくに第6章と第7章は転職しているさなかに読んで「そのとおり」と思いつつ読んだ。帯「今後のあなたの年収がこの1冊で決まります」はややオーバープロミスかと。

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2011年10月17日

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■仕事術
1.指標(何を)と水準(どこまで)を明確にする。
2.仕事が来たらすぐ「さっとアウトライン」を書く。
3.正社員になるよりグローバル人材になれるかが問題だ。
4.「要するに一言で言うと」と考えれば「コンセプト」が出る。
5.日本人の給料は、新興国の知識層と比べても依然として数倍高い。給料が高いのに「日本以外で役に立たない日本人」に対しては、日本の経営者も気づきつつある。日本人の新卒を採用して育てるより、外国人でも、安くてポテンシャルが高いい人の方が単純にお買い得なのです。

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2011年10月04日

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第1章 このままであなたは大丈夫ですか?
まとめ
・グローバル化で割を食うのは男性・四大卒・正社員・長期雇用
・グローバル人材になるためには、シミュレーションが効果的
・G人材は構想が大事、I企業はまわりとの調和が大事

第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」
RULE 1 / 人の前に立つ
■人の前に(文字通り)立つ
■会議では3番目までに発言せよ
RULE 2 / 結果を先に考える
■買い物でイメージを描く
■仕事で結果イメージを描く
■指標(何を)と水準(どこまで)を明確にする
RULE 3 / ストーリーを紡ぎ出す
■3拍子で話しながら考える
■仕事が来たらすぐ「さっとアウトライン」を書く
RULE 4 / 「新鮮な違和感」から発想する
■最初の100日の違和感が勝負を決める
■答が決まっていないことに取り組む
■挑発的なポジティブシンキング(プロヴォカティブ思考)
RULE 5 / 100人の専門家を結集する スティーブ・ジョブズの秘策
■20人に構想をぶつけて意見を聞く:1対1が基本
■知らない人にメールを書くための例文(知的ナンパ術)
■関係者の役割を指定する
■究極のブレーンストーミング「ディープダイブ」
まとめ
・リーダーの第一歩は人前に立つこと
・構想力を鍛えるには、結果を先に考える、ストーリーを紡ぐ、違和感を大切にする
・一人で考えるのではなく、多くの人の知恵を結集する

第3章 グローバルな仕事のルール
プロジェクトと「時間ケチ」
RULE 6 / 仕事は「プロジェクト」として進める
■プロジェクト的仕事を進める手順:7ステップ
 ①課題を明確にする:WHY
 ②目的・ゴールを設定する:WHAT
 ③解決策(複数)を仮説として出す:HOW
 ④解決策策定・実行スケジュール化する:詳細HOW
 ⑤役割分担を決める
 ⑥実施しつつ、モニタリングする
 ⑦最終評価を行ない、学習事項を整理する
■課題は「結果と理由」で明確にしなさい (①に関連)
■デリバラブルを明らかにしなさい (①②③に関連)
■順序よく、もれのない、周到なプロジェクト計画を作る (④に関連)
■役割分担を2つのレベルで行なう (⑤に関連)
■節目で本気でヒトが評価する (⑥⑦に関連)
■「外人」の目でチェックする (⑥⑦に関連)
■プロジェクト的仕事の裏ワザは「タスク切り」
■ポジティブフィードバックを優先せよ
RULE 7 / 時間ケチになる
■“時間どろぼう”は誰か!
■ 会議で時間ケチになる方法
まとめ
・仕事の基本はプロジェクト。
 ここに、世界標準の仕事のエッセンスが凝縮されている
・プロジェクトの流れは、構想→構造→行動・実行プロセス
・仕事時間を効率化するために、グローバル企業は「時間ケチ」

第4章 コミュニケーションのルール
「沈黙は罪!」 英語以前の会話の話
RULE 8→16/グローバルコミュニケーションのルール9か条
第1条 黙っていることだけが罪。とにかく何か言え、何か書け
第2条 シンプルで明快なメッセージを伝えよ
第2条の2 しかし論点はすべてあげよ。 ストーリーの全体像を示せ
第3条 相手をまきこめ、質問せよ、フィードバックを求めよ
第4条 言葉以外もうまく使え
第5条 相手を知れ、 相手に合わせよ
第6条 時差を配慮せよ
第7条 内容と方法を準備せよ
第8条 記録を保存せよ:情報戦は記録
第9条 メールのボタンには火の用心
RULE 17 / 日本人は「グローバル英語」を使え
■「グローバルイングリッシュ」は、私たちがネイティブ
■達人から盗む 「漫画」 英語
■3つの質問フレーズで、英語での「質問力」を高める
What did you think?
What did you do?
How did you feel?
まとめ
・黙らない。何か言うのがコミュニケーションの第1のルール
・メッセージはシンプルに。でも反対意見くらいは添える
・日本人には、自分がネイティブになれる「グローバル英語」がおすすめ

第5章 交渉のルール
お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず
RULE 18→24 / 「Yes」 を引き出す7つの交渉ルール
※交渉の7つの鍵
①関係:自分と相手はどんな関係?
②利益:本当に大切なことは何?
③根拠:それはどうして?
④選択肢:どんなやり方があるの?
⑤意思表示:こっちはこう思っているけど、あっちはどうなの?
⑥合意:本当に満足?
⑦BATNA:④の手がだめでもこの手がある
■①関係:「交渉→パートナーシップ」 と考える
■②利益・③根拠・④選択肢は三位一体でイメージする
■利益・根拠・選択肢は、WHAT、WHY、HOWとしてつかむ
■それで (So what)?なぜそうするの (Why so)?
■無理に合意しないための「BATNA」
RULE 25 / プロが使う「交渉の裏側」ルール
■ベテラン交渉者は時間の使い方を工夫する
■迫力・気身体という非言語能力を使え
RULE 26 / 外国人の交渉術に学べ
■対中国の米国流交渉術
■中国人との関係を作る核心は「誠信」
■人間としての厚み (メタボ風の厚みではありません)
まとめ
・異文化の人とのやりとりは、ほぼすべてが交渉となる
・交渉の基本はウィン・ウィン
・中国では「誠信」が何より大事

第6章 成長戦略のルール
どこでも通用する「専門性」と「コンセプトカ」
RULE 27 / どこでも通じる「専門性」を元手に渡り歩く
■専門性をうまく選んで磨く、そのためのギャップイヤーを作れ
■ホンモノは身を助ける
■専門性は掛け合わせる
■専門性の鮮度を保つには、先生を囲う
RULE 28 / コンセプトを考える癖をつける_212
■「要するにひと言で言うと」と考えれば「コンセプト」が出る
■ものを書いてストーリー化する
■つり広告を因数分解して、 抽象化力を磨く
まとめ
・専門性を元手に渡り歩く
・専門性の土台の上に「コンセプト力」を磨く
・詳細に説明できる「専門性」と、ひと言で説明する「コンセプト力」を身につければ鬼に金棒

第7章 キャリアのルール
10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと
RULE 29 / 小さな専門性を元手に、 梃子の原理で キャリアをストレッチせよ
■シェルに学ぶ「5年5場所」 モデル
RULE 30 / キャリアの入口から 「彼岸への道」 に入れ
RULE 31 / 人に説明できるように、あなた自身を簡潔に定義せよ
RULE 32 / 「やりたい」ことを明らかにせよ―夢・ビジョン軸
RULE 33 / やれることをやれ―強味軸
■他人からよく言われてきたこと
■Strengths Finder
■強味チャートで自分の強味を表現する
RULE 34 / やるべきことをやれ―価値観軸
■自分でやるべきことを設定する
■価値観は日々の判断から作られる
・最初は小さくても、その専門性を梃子にキャリアを作る
・キャリアの入口から、グローバル人材を意識する
・自分自身を明確に説明できるようにしておく
・やりたいことをやろう、やれることをやろう、やるべきことをやろう

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2022年08月06日

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特段目新しい事が書かれている訳ではなかったが、自分の経験と照らし合わせて共感できる部分と、新たに参考になる部分がいくつかあった。ただ若干詰め込みすぎの印象を持った。外資系企業のマネージャーが、部下の仕事に対して小さな事でも意識して良く褒めるという部分は参考にしたい。

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2015年02月24日

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ネタバレ

グローバルの時代に向けてどのような能力が必要か?ということが書かれている。
まず、英語が話せることは必然だが、うまく話せるかどうかよりも、コミュニケーションがとれるかどうかが重要。うまくはなせることよりも、ビジネススキルを持っているかどうかが重要だと説いています。

意外だったのは、海外のビジネスマネージャーも心情的な部分の配慮は高く、ほめたりすることにも気を使っているという点だった。

自分の勝手な固定観念だが、海外は仕事は仕事ときっちり割り切っている部分が強く、心情的な配慮よりもドライに進めていくような印象が強かったものが新たな学びになった。

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2014年05月13日

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・日本人企業が「始めに人ありき」だったのと比べるとグローバル企業は「始めに戦略ありき」です。
・要するに英語量より重要なのは英語を話すこととセットになった思考力、行動力です。

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2014年03月12日

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英語が出来て当たり前ということを前提にしているので、出来ない人はまずそのスタートラインにすら立っていないということになる。かといって英語できる=仕事ができるということを言っている本でもない。

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2013年06月16日

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・リーダー
文字通り、人前に立つ!
・情報戦は記録戦
・英語
→英文暗唱・英文書く・・・やりまくり
・専門の組み合わせ

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2013年03月30日

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グローバル人材になるには、まず、その環境に飛び込み、揉まれることと、心得たり。英語ができても、中身がない人は、グローバル人材ではない。これからの日本人の働き方は、こうでないと、考えさせられる。

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2012年08月10日

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ネタバレ

今後、グローバル化していく社会で活躍できるビジネスマンになるためには?が記さた書籍。

日本式の働き方と、グローバル式の働き方を対比されており、大変わかりやすい。


以下一部抜粋。

日本式:周りに合わせる、見よう見まね
グローバル式:構想に基づく、個人がリードし個人にリードされる

戦略・ストーリーありきの活動・行動
結果イメージが明確にし、作業を進める
多くの人の知恵を結集する

プロジェクト的7ステップ
・課題を明確(WHY)
・目的を設定(WHAT)
・解決策の仮説(HOW)
・解決策策定・スケジュール化(HOW)
・役割分担を決める
・実施&モニタリング
・最終評価

グローバルコミュニケーション9条
・とにかく何か言え、何か書け
・シンプルで明快なメッセージを伝える
 →論点はすべて上げる
・相手をまきこめ、質問せよ、フィードバックを求めよ
・言葉以外もうまく使え 
・相手を知れ
・時差を配慮せよ
・内容と方法を準備せよ
・記録を保存せよ
・メールのボタンには火の用心

世の中の分類にあった専門性を素直に選び、自分らしい軸に合わせる

・事業的な専門性
・職能的な専門性
・地域的な専門性
を兼ね備えれば強い専門性を発揮できる。

発言する際はコンセプトを考える。
「一言でいうと、こうなる」

キャリア構成の流れ
・役に立つ専門性を磨く
・異なる地域や事業への異動により、専門性の応用範囲を広げる
・専門性を梃子にしたマネジメント力やリーダーシップを磨く

自分を説明するために、以下を意識。
・やりたい軸
・やれる軸
・やるべき軸 

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2012年02月24日

Posted by ブクログ

トピックスが章立てで分かれていて読みやすい。

英語が必要という話は、もう当然だから置いておいて、印象に残ったのは
『役職が上の人がリーダシップを発揮するわけではなく、全員がリーダシップを持たなければならない』ということ。

以前参加したリーダシップ研修でも同じ事を聞いていたので、やっぱりそうなんだ、と改めて感じた。

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2012年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初はあまり入ってくるものが無いものだったのだが、後半は良かった。「時間ケチ」なる項目では某社は会議はわずか15分との驚くべき話も。生産性向上には必要な観点だなと。
そして、シェルでは、「50才までに自分の才能を全開にさせる」というビジョンで従業員教育を行っているのだとか。
いずれにせよ、グローバルで戦うには戦略が必要とのこと。

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2011年10月24日

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