【感想・ネタバレ】コーヒーもう一杯Iのレビュー

あらすじ

明日に旅立つその前に、一杯のコーヒーを。漫画界の吟遊詩人が贈る、温かく優しいアロマ香る物語集。コミックビーム連載作が、ファン待望の単行本化!

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Posted by ブクログ

旅行にいくと必ず、しらない喫茶店へいくことにしている。コーヒーが好きということよりも、コーヒーをつくっている人の姿、お店の雰囲気、かかっている音楽、年季の入ったテーブルと椅子なんかに興味がある。
そのいろんな雰囲気を独特のタッチでかいた漫画があることを知って、随分前から読みたかった本。
なんともほろ苦い話がつづくけれど、絵はかわいらしく、漫画だけど、切り絵みたいな、だけどゆらいだ輪郭が、美しくて、魅力的。
短編なのでじんわりと、ちょっとした休憩に。

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2013年02月02日

Posted by ブクログ

月刊コミックビームに2004年~2009年まで掲載された短編漫画が収録されたコミック全5巻。
携帯電話やPCなどが出てくるのに、何故か昭和時代を彷彿とさせられる。どこか懐かしく温かな、甘く切ない作品集。タイトル通り、コーヒーが各作品を通して、重要なアイテムとして用いられている。
作者である山川直人氏の描く絵は、素朴でホノボノとしたタッチ。背景などは細部まで綿密に描かれている。
美味しいコーヒーを飲みながら、ゆっくりと何度も読み返したくなる漫画シリーズ。

コミック各巻に挿まれているハガキ「読者アンケート」のイラストも、各巻ごとに異なるという気遣いは、嬉しい。

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2012年03月20日

Posted by ブクログ

漫画界を放浪する吟遊詩人、山川直人さん。今晩も日本の何処かで起きていそうなシチュエーションとちょっと香る懐かしさと悲哀。理想を追うだけでなく、多少シニカルに現実をしっかり見据えた上で紡がれる物語の後味は驚く程に爽やか。

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2010年10月12日

Posted by ブクログ

コーヒーにまつわる短編漫画。

作者がコリコリと書き込む音が聴こえてきそうな独特の画風です。

漫画は置かないことにしているのですが、コーヒーという飲み物の本質を伝えるとてもいい教科書なのでぜひ読んでいただきたいです。

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2011年02月01日

Posted by ブクログ

何より、本当に個性的な絵に魅入られる。
そして、そこに展開されるストーリーは、日常的であったり非日常的だったり、理不尽もあれば王道もある。

職人技、と言いたい。

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2010年05月08日

Posted by ブクログ

コーヒーをアイテムに人の生活の叙事詩描くといったら大げさか。
おいしいコーヒーがこの世に存在することありがたさを感じます。
全五巻で後半ほど漫画のネームを漫画にしようと感じるのが残念もっと退屈な話を揃えても良かったと思う。

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2010年04月18日

Posted by ブクログ

「明日に旅立つその前に、一杯の温かいコーヒーとロマンを。」

人生は時に苦くて、時に甘い。その味は、人生を教え、人生を癒す。
生活には温かいぬくもりが必要だ。一杯のコーヒーは何より温かい。

女、酒、賭け事。孤独に寄り添う娯楽に馴染めない小心者のわたしへ。
そして、人生の苦さを知る全ての人に送る、珠玉のコーヒーストーリー。

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2009年11月10日

Posted by ブクログ

最近の漫画なんて思えません。
ありきたりだけど
ちょっと優しく、ちょっと苦い
あぁ・・あったなぁそんな事もなんて
思ったり。

サイコーです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

なんだかほろ苦い珈琲のような大人の漫画です。
あたたかさと同時に苦味もあります。
しみじみしながらどこかセンチメンタルにチクチクもします。

線のタッチも独特です。
喫茶店の珈琲が飲みたくなりました。

珈琲と一緒に読みたくなる本です。

あとからじわじわときます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

コーヒーにまつわるマンガのシュート・ショート。
(連作ではなく、一話ずつの短編)
短編12話に加えて、
Coffee Break(エッセイ)が5話。

山川氏の画には、好き嫌いがあるかもしれない。
でも、読んでいくうちに引き込まれ…
時間の経過をの〜んびり感じながら、
ストーリーや画によって、まったりとした、
コーヒーブレイクを楽しめます。  \(⌒∀⌒)/

全体的に、懐かしいような、寂しいような、
じんわり暖まるような  そうですね…
心で感じる 心で読んでいるような(?)
何とも言い表し難い作品でした。(^^;
流れる時間と空気が、現実からふっと離れさせてくれる・・・。
短編ですから、一つ一つはほんの少しの間なのに、
まるで一眠りしたかのように、心が落ち着いた。
物語の奥が深くて、後から後からジンワリ。(゚ーÅ) ホロリ 

読みながら、コーヒーを飲み続け・・・・・・
読後は余韻に浸りながら、飲み続け…・・・。
いつものお安いコーヒー豆が、
なぜか高級ブルマンの味に変わっている錯覚を。 アハハ

とにかく、コーヒー好きには、もってこいの作品。
コーヒーは好きでも嫌いでも・・どちらでもない人は、
きっと…好きになってしまうかも。 (^▽^)

個人的に… 
「夜の子供たち」の主人公が歌う♪
♬♫♬♫ 夜寝ない子のともだちは 星と猫とお月様 ♬♫♬♫
♬♫♬♫ 夜寝ない子が怖いのは 風とカーテン時計の音 ♬♫♬♫
に、ジーンときました(苦笑)  

そう言えば、まえがきのような一文に
著者がボブ・ディランを愛していることが、記述されていた。
本書のタイトルもボブ・ディランの曲目だそうです。

ボブ・ディラン…  ボブ・ディラン… 
ボブ・ディラン・・・  !!!
閃いたわ! 
山川氏!伊坂氏と熱く、語れるのではないかしら〜! ね?!

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2009年10月04日

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行きつけの喫茶店においてあるコーヒー漫画。しみじみ、染みる!!コーヒーにまつわる、ちょっとノスタルジィなショートストーリー

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2009年10月04日

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一杯のコーヒーを巡る、儚く切ない、それでいて心優しい物語集。
『明日』に旅立つその前に、一杯のコーヒーでも。

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2009年10月04日

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タイトルはボブ・ディランの同名曲から。カップ一杯のコーヒーのような、甘いけれど少しほろ苦い物語集。温かさを感じさせる懐かしいタッチの絵と、ちょっと切ないストーリーに、胸が締めつけられる。「『明日』に旅立つその前に、一杯の温かいコーヒーとささやかなロマンを」という帯コピーも好き。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

コーヒーの香りが
して来そうな本
一気に読むというより
隙間に一話づつとか
夜寝る前に読むといいかな

とよたブックマーケット内
読み書き堂にて購入

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2022年10月11日

Posted by ブクログ

喫茶店のマスターが「おもしろい」「わざわざヴィレッジヴァンガードまで買いに行く」と言っていたので、読んでみました。
アダム&イブミートが衝撃的。

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2012年08月01日

Posted by ブクログ

コーヒーをテーマにしたマンガ連作集。
山川直人のマンガは、ゆっくりちびちびと読みたい。読み終わるのが惜しい。
とても穏やかな気分になる。

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2010年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・コーヒーもう一杯
実はこの漫画のこの話を読んで、
よし、
ペーパードリップでコーヒーを飲んでみよう!
と、
思ってミルとか買いに行ったのを覚えてます。

コーヒーはインスタントで飲んでたけど、
ドリップするようになったきっかけの漫画ですから忘れられないのです。

膨らんできたぁー。
って、
実際にやってみて膨らんだ時に浮かんだのは18ページの青山さんの彼女の顔でした。
豆太が、
慣れですよ慣れって言うてるけど慣れるのにかなり時間かかりました。
めんどくさいんですが、
めんどくさいのを楽しめるようになったのもこの漫画があったお陰だったりします。


・夜の子供たち
いろいろと寂しいお話しです。
つか、
鴨ちゃんこの頃からあったんですね。
1度行ってみたいお店。
歌う前に食べると声が出ない。
執事の顔がさぁ。。。
声出るとかでないの問題じゃないだろうって顔がさぁ。。。
で、
最後の最後にそれ言わなくてもいいじゃない!


・昨日の明日
カバ。。。
この頃には考えられなかったなぁ。。。
今、
レオパ2匹と、
ニシアフと、
ソメワケと、
コーンスネークがいるぞ!
かぐりんも、
西町の母って呼ばれるような大人気の占い師になりますわ!
ちなみに、
恵比寿にはコーヒー占いやってくれる占い師さんがいらっしゃるようですよ。


・バビロン再訪
神保町かしら?
喫茶店のお金を気にする男なのに、
コーヒーを淹れる道具を一式買ってくれるなんて、
嬉しかったんでしょうなぁ。。。
ちなみに、
江戸川乱歩って読んだことないからあえての怪人二十面相とか今読んでみるかな?
ちなみに、
喫茶店のカウンターって座りにくくないですか?
いまだに慣れません。


・夕暮れの男
きっと、
かぐりんも、
この男のような感じなんでしょうね?
かっこつけすぎですかね?
でも、
そんな気がします。


・ブルーマウンテンの夢
普通の喫茶店だと高いっていっても1000円しないんですよね。
凡だと2500円だっけ?
コーヒーに2500円は勇気がいります!
で、
どんなSFなの?
SFか?
ちなみにそのお肉はきっと美味しくない!


・夕立さん
こういうあだ名のつけかたってありですよね。
しっかし、
夕立さんまったく気がつかなかったのかな?


・探偵日記
CDR?!
昔ってそんな感じだったんですか?
時代の流れってやつですね。。。
疑問系で主張するのってステキ!


・まぼろし
似顔絵はわかる!
ただ、
口頭で顔の説明しながら似顔絵描くってできるの?
難しすぎない?
しかもそっくりなんだって!
無理っぽくない?


・ニャン太
擬人化って事の時からあったんでしたっけ?
猫丸でストロングでオーダーしてみたい!
と、
角砂糖かってこよう。


・ヒコおじさん
うわぁー。
かぐりんもヒコおじさんの部類だなぁ。。。
自由に生きてるだけ?


・となりの女
この話しも好き!
今度引っ越したらこういうところに住んで夜のコーヒーを楽しみたい!
失恋はいらないけどね。


・この頃よりも、
もっと古本屋さんはなくなってるんでしょう。

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2020年05月06日

Posted by ブクログ

2015/4/12
物件巡りの、お昼休憩に入ったタバコくさいどんぐりやという珈琲屋に置いてあって読んだマンガ。
中々良かった。

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2015年04月12日

Posted by ブクログ

なんの変哲のない人々の、温かい日々をコーヒーをキーワードに淡々と描かれています。昭和レトロな感じがたまりません。読んでる最中にコーヒーを飲みたくなります。

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2010年09月26日

Posted by ブクログ

「生活の中にコーヒーがある」人々の漫画。何気なく、そして当たり前のように主人公の傍らにコーヒーが登場する。普段コーヒーなんかを好んで飲まない私の心も揺るがせてしまうくらい、美味そうなコーヒーがたくさん出てきます。確実にコーヒー人口を増やしていると思われる一冊。

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2009年10月04日

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