【感想・ネタバレ】4ジゲン 4巻のレビュー

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Posted by ブクログ

正直なトコを言わせてもらうと、この4巻発売に対しては嬉しさより驚きの方が、かなり勝っている
ぶっちゃけ、コメディ漫画の質としては、ももせたまみ先生とクール教信者先生の作品に劣ってはいない。しかし、殿堂入りはしていなかった。その理由が、最新刊が出るまで、こんだけ待たされるからだ。ももせたまみ先生の『私設花野女子怪館』は毎月、月刊まんがライフMOMOを読んでいるから、単行本が出るのが遅くても、あまり気にならない。クール教信者先生の『おじょじょじょ』や『小森さんは断れない!』はリアルタイムで読んでないものの、月刊アクションで『小林さんちのメイドラゴン』を読んで、先生の色と味に触れているから、こっちも待てる
しかし、まず、私に月刊LaLaを読む度胸がなかったので、この『4ジゲン』が今だに連載を続けているコト、それ自体を知らなかった。申し訳ないんだが、とっくに打ち切りの憂き目に遭ってるんだ、と思ってたのだ
ただ、やっぱ、面白いな、この『4ジゲン』は。にざこと一條マサヒデ先生は、多くの作画担当の漫画家とコラボしてますが、やっぱり、かな先生が最も、一條先生のセンスを引き出し、なおかつ、漫画原作者としてのレベルを高めている、と感じた
この作品の魅力、そこはやはり、言葉戯びのセンスだろう。スタイリストな西尾維新先生に決して、引けを取らない、と断言したい。ブラックユーモアたっぷりに、音をそのままに、漢字や文字の表記を一変させるだけで、こうも、破壊力抜群な笑いを生めるのか
この辺りは、当たり前ながら、ももせたまみ先生や、クール教信者先生も負けるし、真似できないだろう
また、定時制高校を舞台にしている事もあり、普通の学校コメディよりも、濃い個性の生徒が集まっているトコも、『4ジゲン』の面白さを語る上で外せない武器の一つだろう。誰が一番か、は決められないが、無自覚さが最も恐ろしい委員長は強く印象に残る。男性キャラで言えば、毎度、イジラレる海堂さんは、もっと出番が増えて欲しいし、何より、努力が報われて欲しい
私の中で、アニメ化して欲しい漫画は多いんだが、この『4ジゲン』、2年半ぶりの刊行って点を抜きにしても、上位に躍り出るには十分な面白さがあった。ここ最近、男心をくすぐる美少女キャラが大量に出てくるアニメが増えているように感じるが、そんな今だからこそ、視聴者のメンタルをヘシ折れる、ブラックな笑いを提供する作品を、アニメにすべきだろう
長々と語った挙句、ようやく、結論になるが、文句なしで、殿堂入りだ。まあ、5巻が出た時も、嬉しさより驚きの方が勝るんだろうけど
どの回も、電車の中で読んだら、笑ってしまうどころか、息が出来なくなってしまうレベルだが、個人的に殺傷力が高い、と感じたのは、お気に入りキャラのくだりで触れた海堂さんが、やっぱり、この高校で一番の腹黒教師たる柏木先生に、おちょくられる、「その道の男」だ
この台詞を引用に選んだのは、原作者として多くの作品に携わり、それと同じ数の編集者に出会い、彼ら彼女らのありのままの姿を見てきた一條マサヒデ先生だからこそ、漫画の編集者の魂の叫びを代弁できている、と思ったから・・・・・・実際、一條先生も、担当編集に数えきれないほどの、ジャンプスライディング土下座をしても足りないほどの迷惑をかけてるんでしょうねぇ

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2015年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不条理ギャグと言うよりは、もはやダジャレ、おやじギャグの拡大解釈みたいな感じ。
10本の中で1本とても良い感じのがあるので、満足。
しかし、ネタ出すのは毎回大変なんだろうなあと思ったりもする。

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2015年09月13日

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