あらすじ
【難解なコトラー理論がここまでわかりやすくなった! 最新実例を豊富に取り上げ、
コトラーのマーケティング理論体系が、図解入りですらすらとわかる!】
本書は、全くの初心者を対象に、コトラーのマーケティング理論のエッセンスを、
事例をまじえわかりやすく、コンパクトに紹介しました。
それでいて、セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニングなど
コトラー理論の急所は、もれなく取り上げました。
・iPadが好調なアップルのマーケティング手法
・仁義なき牛丼チェーン低価格戦争のそれぞれの戦略
・ハイボールでウイスキー市場を復活させたサントリーの21世紀型手法・・・
など、身近な実例もたっぷりと紹介し、コトラー理論をわかりやすく紐解きます!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マーケティングの基本事項が平易にまとめられている。重要なキーワード等も掲載はされているものの、特段強調されておらず、概念としての「マーケティングの基本」がわかりやすい例題をもとに説明されている。本格的にマーケティングを学ぶ前の導入書としては、わかりやすいのではないかと感じた。
Posted by ブクログ
コトラーのマーケティングを初心者でもわかりやすく書いた入門書。表や図を豊富に使い、具体的な事例を挙げているので読みやすい。特にiPadのポジショニングや牛丼チェーンの価格競争、ハイボールブームなどの事例は読んでいておもしろかった。
コトラーのマーケティングの急所は市場細分化(セグメンテーション)にあるという。市場をある基準で細分化してしていくことで商品のターゲットを見つけ出しそこに商品をポジショニングする。この流れをSTP(Sはセグメンテーション、Tはターゲッティング、Pはポジショニング)という。そしてセグメンテーションができればマーケティングは成功する可能性が高い。
現在は細分化したセグメントに対してターゲットを絞ってアプローチするターゲット・マーケティングが注目されている。反対にターゲットを絞らずに大衆(マス)にアプローチする方法をマス・マーケティングという。しかしこの方法は価値観やライフスタイルが多様化する現代では懐疑的にとられている。
マーケティングの初心者である自分にとってはとてもわかりやすい本でした。これを導入としてコトラーのマークティング本格的に学んでいきたいと思う。