【感想・ネタバレ】心の力のレビュー

あらすじ

ミリオンセラー『悩む力』と長編小説『心』の著者が、夏目漱石が一○○年前に書き残した最大の問題作に挑む。登場人物“先生”の長大な遺書を収めた漱石の『こころ』は、なぜ多くの読者の感情を揺さぶってきたのか。それは、この世に生きる者がみな、誰かに先立たれた存在だからだ。「死にゆく人々は、みんな先生」という認識から見えてくるものとは?漱石『こころ』とトーマス・マン『魔の山』の後日談を描いた実験的小説も収録。心の実質を太くする生き方を提唱した、新しいスタイルの物語人生論。【目次】第一章 現代という武器なき戦場/第二章 なぜ生きづらいのか/第三章「魔の山(イニシエーション)」の力/第四章 真ん中でいこう/第五章 「語り継ぐ」ということ/終章 いまこそ「心の力」/おわりに

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『こころ』から、百年。 姜尚中が『続・こころ』を書く。
『こころ』と共に引用されるマンの『魔の山』。「死を生の一部分、その付属物、その神聖な条件と考えたり感じたりすること」という部分には、どう生きるか、考えさせられた。

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2014年02月11日

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