あらすじ
【穢された、乙女たち――。】
「楽園」の名を持ち、人々の憧れの的である私立ユートピア学園。主人公・緋本ソラは期待を胸に学園に転入する。だが、そこで目にしたのは、時代遅れの男尊女卑が横行する世界だった…。絶望と戦う美しき乙女たちの物語、第1巻登場!!
(C)2009 Toru Naomura
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Posted by ブクログ
5巻まで読んだ。
主人公は「ボクがプリンセスのナイトになる!」と公言しゃうような、ちょっとアイタタな女の子。
そして舞台になるのは男尊女卑を徹底しているとある高校。
女は男の所有物であり、何をしてもいいことになっている。
そこに転校してきた主人公。当然そんなことを許せるはずも無く……という学園ものかと思いきや、そこに少しファンタジーが加わって、女のことから武器が出てくるとか、それを使って男たちが戦うゲームだったりとか。
で、戦いながら仲間を増やすんだけど、5巻くらいになったら、今まで散々女子を虐げ、イジメ、殴ったり蹴ったりしてきた男子が「俺たちだって被害者なんだ」的な、斜め上なことを言い出し始めたり、結局何がしたいのそれは。な感じになってた。
Posted by ブクログ
一応全巻通しての感想を。
悪と正義にもそれぞれ事情はあり、一方だけの見方だけでは物事の全体像は見えてこないという当たり前のようだがなかなか気がつくことができないことを訴えるような話でした。
ラストの方はかなり駆け足でしたが全体的には満足です。