あらすじ
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「僕はキミたちの世代がうらやましくて仕方ない。生まれたときにはもうiPadがあったなんて。」――Tehu将来、自分の子どもには「やりたいことが何もない」なんて言うようになってほしくない…、そんな思いから、私はあのスーパーIT高校生のTehuくんに家庭教師を依頼することにしました。学校では絶対に教えてくれない、国語算数理科社会よりももっと大切なことを、うちの子に伝えてほしいと思いました。
そして、まだ何者でもないあの子に「好きなこと」を見つけてほしい……、だって「好きなこと」があると、頑張れたり、優しくなれたり、
自分の力で人生を歩める強い人間になれると思うから。――うえみあゆみ
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Posted by ブクログ
みなさんもどこかで聞いたことがあるだろうか、スーパー灘高生Tehuくん(今は慶応大学SFCらしい)のことを。
中学生時代からプログラミングの勉強を始め、ランキングにも乗るようなアプリを作ったことで脚光を浴び、現在はデジタルクリエーターとして様々なメディアで活躍しているようだ。
この本はそんな彼が、とあることから8歳の男の子の、人生の家庭教師をすることになり、そこでした講義を収録したものである。
8歳の男の子が考えられることの、半歩先を照らして、世の中の様々なことを教えていくそのTehuくんの手腕はすごい。
Tehuくんの授業後、その男の子は身近なものに対して「なんで?」ということが増えたんだそう。
僕もそうだが、そもそも身の回りに疑問を見つけるのって、なかなか難しいと思う。その思考方法をこの本ではわかりやすくTehuくんが教えてくれる。
一読の価値ありです。