あらすじ
「不妊の『不』はネガティブだから、TGP(=Trying to Get Pregnant。妊娠しようとがんばっているの意。理子さんの造語)って言います」と明るく妊活宣言した東尾理子さんの、約2年間にわたるTGP生活を詳細に振り返った1冊です。明るくポジティブ、ご主人とはラブラブ。そんな理子さんのTGPライフを追いながら、「前向きのヒケツ」に迫ります。雑誌『赤ちゃんが欲しい』での連載や、パートナー・石田純一さんとの対談も再録。理子さんが「私が知っておきたかった! 」というタイミング法、人工授精、体外受精など治療に関する知識についてもくわしく解説。医学監修は山王病院・堤治先生。
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Posted by ブクログ
確かに超ポジティブという印象を持ちました。
誰もがこんなに前向きになれて、金銭的にも余裕があるわけではないですが、妊活(体外受精)の入門書として良いのでは。
Posted by ブクログ
ご自身の体験を赤裸々に綴っておられ、TGPの入門書としてはとても相応しい本だと思います。
精神的にも肉体的にも負担が大きいとても大変な治療だけど、それを全て受け入れ、ポジティブに取り入れていらっしゃる姿勢には本当に脱帽です。ご自身でもきちんと情報収集をされ、主導権を握りながら、自分の心身に合った方針や治療を選択されていて、「自分の人生は他の誰でもない自分のもの」だという事を改めて教えられました。石田さんとの夫婦愛も感じられ、勇気付けられる内容でした。
Posted by ブクログ
東尾理子さんの人工授精6回、体外受精の採卵7回(!)、移植3回なさって妊娠されるまでの記録。サラサラと書いてあるので気楽に読めますがお仕事やトレーニングをしながら大変だったろうと思います。でもびっくりするくらいスーパーポジティブ!移植をしてからも着床する前向きなイメージで過ごされているのが良いと思いました。なんだか元気をもらえる一冊です。読者からの『リセットした時、どうやって気持ちを切り替えますか?』の質問にヘレンケラーの言葉を引用して『悲しみと苦痛は、やがて“人のために尽くす心”という美しい花を咲かせる土壌だと考えましょう』と書かれていたのがとても印象的です。