あらすじ
鵜飼(うかい)の探偵事務所のとなりに新たに探偵事務所が開業した。
相手は高校時代の同級生の近道(こんどう)、通称ちかみち。
近道は鵜飼の抗議を軽く受け流すと、なし崩(くず)しに依頼を手伝い、さりげなく居座り始める。
高校のころ、鵜飼はすこしだけ近道に距離を置かれていて、それがすこしだけショックだった。
そんな近道がふたたび鵜飼の前に姿を見せたわけは…?
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Posted by ブクログ
ギドさんは「青年発火点」からなんですが、とてもよかったので別の著作も。
探偵大好きだし、キャラは三人ともいいし、話の筋も悪くない!
なのに、何故か入り込めませんでした。
何故だろう。とても好きなテイストの話なのに!
で、気付いてしまいました。
ちかみちくんが、リアルなんですよ。
トラウマを抱えていてもいい。それを隠して余裕ぶっていていい。堪え切れなくて、チュー位してもいい。
ただ、弱い面を最後まで見せないで欲しかった。
頼れるやつが最後の謎解きで崩れる方が良かったなあ。
過程で二人とも年相応というか、同レベルで不安定なんで読んでいてこっちも不安定になってくるのかもしれません。あれ?ちかみちくん年上?くらいの余裕があればなあ。いっそ、先輩設定でもよかったんじゃ?あ、でも意味合いが違ってしまいますね。
一番年下の花籠くんが一番しっかりしているという(笑)探偵事務所の頭脳的にも。
本当、とても好みなんですよ!
もう少し安心して読めたら、神評価でした。
惜しい。惜しい!!(泪)
でも、ギドさん好きです。