あらすじ
サラリーマンの春臣は、人間嫌い。そのせいで、会社ではいつも浮いた存在だった。ある日、兄が経営する美容室に髪を切りに行った春臣だったがそこには、自分とは正反対で人懐っこく以前から苦手に思っていた八木の姿だけがあった。カットモデルが見つからず困っている八木に懇願され、仕方なく髪を切ってもらうことに……。それ以来、メル友になって食事に一緒に行ったりするようになり、少しずつ彼にココロを開いていく春臣だったが――。表題作ほか、髪を触られると○○しちゃうサラリーマンのお話など、H&胸キュンラブがたっぷり詰まった1冊☆
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もくじと感想を書きます。
もくじ
1話目 わがままベーシック (003ページから)
2話目 すれ違いセニング (035ページから)
3話目 ウラハラ スライド (073ページから)
4話目 荒削りな恋をして (095ページから)
5話目 アカイロウンメイ (115ページから)
表紙は1話目の「わがままベーシック」です。
内容的には
5話目 アカイロウンメイ (115ページから)
が一番良かったと思います。
Posted by ブクログ
美容師のリンク作が3話と、赤い糸が見えるファンタジーが1話。美容師は『すれ違いセニング』が好きだった。赤い糸が見える『アカイロウンメイ』は、宗助が赤い糸見えるようになった過程にちょっと笑っちゃったけど、良かった。
Posted by ブクログ
初コミックスの作家さん。絵が可愛くてとても好みだし、短編集だけどキャラが1つの美容室を中心にリンクしていて、ちょっと愛着湧いちゃう設定かな。
でも若干ネガティブな登場人物が多くて好みから外れるのと、キャラの心理描写に説得力とがなかったかな~と( ・3・) いつ・どこでそんなに恋が芽生えたのか…と、読みながら小一時間問い詰めたい子ばかりですんなり楽しめず、かなり残念な読後感(泣)
特に最後の『アカイロウンメイ』は、主人公が重要アイテムの「赤い糸」に拘りすぎて、なんか本末転倒なオチ運びだった気がする。「男同士・友達と赤い糸で繋がっている」という現象に囚われすぎて、読んでいても恋心の自覚と結びつかなかったよ?頭の中が?????でいっぱいになったよ(`;ω;´)
いやでもソコ大事だよね?キャラたちの恋心に一緒になって一喜一憂して、恋が成就したら共に喜びたい。共感大切!
とまあ辛口な感想なんだけど、作風の小綺麗さと可愛らしさは秀逸だし、次回作も読んでみたい。