あらすじ
客も来ないさびれたドライブインを、経営する父。昼間から酔っぱらっている父を嫌った姉は、中学でヤンキーになる。だが父の死後、姉と弟は、蒲生家の“かすけた”血が、自分たちにも確かに流れていることを感じる。そして今、子連れで離婚寸前、ぱさついた茶髪の姉を、弟はなぜか、美しいと思う…ハンパ者一家を、哀惜にみちた筆致で描く、芥川賞作家の最高傑作。
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Posted by ブクログ
読み終わってるのに、
ブログに感想を書いてない4冊目と思っていたんですが、
なんでかポストイットが張ってあって印象に残った文章があったっけ?
と、
思って読んでみたら、まだ読み終わってなかった!
しおり代わりのポストイットなうでした!
で、
今読み終わったっす!
これは、
小泉今日子さんの「小泉今日子書評集」から気になった本の、
「八月の路上に捨てる」を買いに行ったんですがなくて、
あったのがこの「ドライブイン蒲生」だったんですね。
で、
離婚の原因なんて一言では決して言い表せない、そういう面倒臭さがいやというほど伝わってくる!
と、
言うのに魅かれたの。
つか、
結婚もしてないから、離婚もしてないんですが、
占い師的に勉強になるかな?
と、
思って興味が持てたんですな。
つか、
小泉今日子さんって離婚歴あったんだっけ!
知らんかったわ!
「ドライブイン蒲生」は、
ドライブイン蒲生と、
無花果カレーライスと、
ジャトーミンの3つから成ってる短編集かな?
では、
ドライブイン蒲生から!
姉と弟がドライブなう!
姉と弟と父の昔話しと、今との時間を行ったり来たりしながら話は進む。
今、
父は危篤なんだな!
向かってる姉と弟。
家族の絆ってなんでしょう?
嫌いなんですよね父を。
でも、
つながっていたんですよね、どこかで。
僕も去年父を亡くしたけど、
今でも、
つながりがあったのかさえ、いまもわからないでいる。
無花果カレーライスですな!
これは、
カレーには無花果(いちじく)のジャムを入れると美味しくなるって話し。
最近は自炊してるので、
ちょっと試したくなるな!
いちじくって花ができてもみになっちゃうの?
ゆえに、
無の花なんですか?
花がない。
僕のことですかね?
ジャトーミンですよー。
さっき読み終わりました。
父親の俳号ですか?
俳号ってのは、
俳句を詠む人の芸名ですかね?
父親の俳号が「蛇冬眠」で「ジャトーミン」ですよ!
ジャトーミン!
なんか、
変な語感がしませんか?
で、
ジャトーミンとはジャスコに行って喫茶店に入って占いカプセルをするの!
この、
喫茶店にいる時はジャトーミンが本性を出すときなんだな笑
占いカプセルが気になるね!
昔の喫茶店にはそういうのがついてたみたいですけど見たことない!
やってみたい!
占い師として!
人が死ぬと時計の音が変わるの。
「こっちこっち」って音が、
「こっっちこっっち」って変わるの!
父が亡くなったとき、
僕の耳には「こっちこっち」としか聞こえなかったのを記憶してる。