あらすじ
動物でも植物でもない、生命の原生体──“蟲”。時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。それらを調査し、それぞれがあるべき様を示す“蟲師”ギンコの果て無き旅路。この世はヒト知れぬ生命に溢れている。 連作『蟲師』連載終了から5年を経て、待望の現出を果たした特別読み切り前後編が単行本化!
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Posted by ブクログ
久々に『蟲師』の世界に浸れました。
やっぱりいいなぁ。
ブルレイは、時間が無くてまだ観れてない……。
人が貸してくれたのを読んで、自分のも買って、そして何故か電子書籍も買っていた。
どんだけ浸るつもりなんだろう(笑。
Posted by ブクログ
このエピソードのアニメを見損なったので、コミックが発売されてとてもうれしかった。
愛蔵版に揃えた大きさなのが少々不満だけど(笑)、不満なのはサイズだけ。中身は安定の変わらぬ「蟲師」の世界。
2012年の金環日食のときの、ひんやりとした空気や妙にしんとして鳥たちのざわめきや葉擦れが嫌に大きく聞こえた記憶が体感を伴って思い出された。
音と色のついたアニメ版もやっぱり見たい!
化野先生や淡幽お嬢さんと懐かしい顔が見られたのもうれしかった。
Posted by ブクログ
引用あり。
「人が拠り所とするものは 代わりに中心にすべきものは 一体なんだろう」
なくなるなんて思ってなかった。原発も、地震でなくなられた方もそうだと思う。
明日があると信じ、有るのが当たり前だと思っていた。
それがなくなってしまったら。今まで信じてたものが根底からくつがえったら、人は何を信じるんだろう。読んでいてすごくそんなことを考え出した。
Posted by ブクログ
完全新作による、日食に関わるエピソードである。
全体的にやや駆け足で、少しもったいなく感じる。懐かしいメンバーの登場もある種ファンディスク的な要素が強いし、どちらかに絞って腰を据えて書いてほしかったなあと。
楽しませていただいたが、正直、準備されていたという新連載の方にだいぶ気を惹かれた。
次の作品も楽しみにしたいが、まだ当分先だろうなあ。子供さんが手のかからなくなる頃と考えると、最低でも四、五年は先か。長い目で待ちたいところだ。
Posted by ブクログ
電子書籍にて読書。不可思議な「蟲」と懐かしくも不思議な世界とのあわいに生きる人々の話しは、やっぱり面白い。幻想的な書き込みすぎない背景がゆらゆらと画面を揺らして、不思議な世界へと誘ってくれる。
Posted by ブクログ
先にアニメを見たので、アニメ忠実さと映像威力を感じました。最近アニメ見たので、声が声優で再生されるのが少し新鮮。すてきな原作あってのことではあるけど、根を日に晒すところは、アニメ感動的だったな。
Posted by ブクログ
アニメを先に見てたので、内容はわかってたけれども、それでも充分。
前作完結からもう随分と時間が経ったんだとしみじみ。同時にずっと連載が続いていたかのような気も。やっぱりこの空気が素敵。新作が読めるなんて嬉しい。また長く続けて欲しいもの。
Posted by ブクログ
久しぶりの蟲師新作です。絵から感じる、湿度の高い植物の臭いを感じる変わらずの話で嬉しかったです。数年前にあった日蝕でこんな話を考えるのか〜、なんて不思議な感慨を持ちました。アニメにもなっているので観たいです!
Posted by ブクログ
アニメを先に見るのは初体験だったので変な感じでした。アニメまたみたくなった…。
化野先生も淡幽さんも出てきて、ストーリーは相変わらずもの悲しい味わいがあって、よい特別篇でした。
表紙の絵がとても好き。
そしてあとがきにびっくりでした。おめでとうございます…!
Posted by ブクログ
日蝕にまつわる蟲のお話。
そういえば、蟲師で蝕ってなかったっけ。満月と双璧を為すぐらい、妖の気配臭いプンプンの出来事なんですけどね。
日蝕の思い出。温度の変化がすぐに感じられることでしょうか。日が翳れば涼しくなるのはかわってましたが、曇りのときよりも明るいのに、感じている温度が涼しいということに、びっくりした覚えがあります。
少しの時間で、はっきりわかるぐらいの温度変化あるのですから、核の冬ややら隕石衝突やらで、完全にさえぎられてしまったとき、どうなるのでしょうかね。そんな世界崩壊後のフィクション読むたびに、日蝕で感じた涼しさ思い出して、恐くなります。