【感想・ネタバレ】無明の蝶のレビュー

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Posted by ブクログ

正直、めちゃめちゃ面白い。文章のリズムが心地よく、読み終わるのが勿体なかった。読書の醍醐味って、つきつめれば「読んでて心地いいかどうか」だと思う。直木賞候補作にもなった本作。なのに、何でこの本が絶版なのか!?解せない。
古本屋「芳雅堂」を営む「私」が語り手の、連作短編集。ユーモラスで、どこか奇妙な古本屋のお客や友人たちとのやり取り。「私」の名前は出てこず、かつ、著者が営んでいた古書店の名前も「芳雅堂」であるが故、虚実ない混ぜになった感が面白い。

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2009年10月04日

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