【感想・ネタバレ】日本人の知らない 日本一の国語辞典(小学館新書)のレビュー

あらすじ

日本には、『日本国語大辞典』が、ある。

成人した大人が理解できる言葉の数はおよそ5万語といわれている。その10倍以上の言葉を収録した日本で唯一の大辞典が『日本国語大辞典』。
この、世界に誇る国語辞典の完成を支えたのは、著者を含む3代にわたる辞書編集者一族だった。
そんな辞書編集者一族の物語、日国誕生から完成までの秘話に加えて、「声に出して読めない日本語」「カンカンゴゴ~混乱する日本語」「百年の誤読が生き残る日本語」「全然OKな日本語」などなど…日本語にまつわるエピソードも満載。
辞書編集の第一人者である著者が軽妙洒脱に綴る「日本語の来し方行く末」。

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Posted by ブクログ

祖父の代から辞書編纂に携わり、自身も『日本国語大辞典』を作っている著者による、辞書作りの苦労を語った一冊。

辞書についての豆知識はもとより、生涯掛けて取り組む仕事に対する壮絶な執念を見た。

1
2015年11月08日

Posted by ブクログ

収録語数50万語を超える世界に誇る日本一の国語辞典。日本唯一の大型国語辞典が日本国語大辞典。いろんなトリビアを楽しませてもらった。
明治以降100年余りの間に日本語は大きな変貌を遂げた。明治期、漢語に「大」をつけて「おお」と読ませる用例が相当広く行われている。天国は「てんこく」。未亡人は「びぼうじん」。読みが分からなくとも意味が通じてしまう漢字なればこその不思議と変遷である。

0
2014年08月13日

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