【感想・ネタバレ】ユング心理学でわかる「8つの性格」のレビュー

あらすじ

生きづらさを感じるのは、本当の自分を知らないから。なぜ、頑張っても空回りばかりするのか?なぜ、人間関係がうまくいかないのか?どうすれば、もっと自分を生かせるのか?すべての答えがユングのタイプ論にあります。ユングは、20年もの研究を経て、人の性格を8つのタイプに分類しました。本書はそのタイプ論をもとに、あなたの本当の性格を解き明かします。人は自分に合った生き方ができれば、もっとラクに、そして幸せに生きていくことができます。自分の長所や欠点がわかれば、より完成した人格に近づくことができます。仕事に、人間関係に、恋に悩んでいる人にとって、この本は最強の味方となるでしょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ユング心理学における8つの性格タイプについて、その特徴や、弱点を補う方法等について紹介した本。
「性格≒考え方・行動のクセ」という観点で読み進めると、しっくり来る。

以前読んだエニアグラムの本では、性格は先天的で変わらないものという視点であったが、こちらの本では、性格は周囲の環境などにより、後天的に変わり得るという視点であった。
自分の場合は、タイプ診断を行ったところ、内向直観・外向直観・内向感情がほぼ同点という結果であったが、恐らく元々内容直観タイプ(不思議ちゃんタイプ)であったのが、周囲の環境に影響されて、外向直観タイプや内向感情タイプの考え方が身に付いたということなのだろうと思う。

自分に足りないタイプの考え方を習得することで、(例えば自分の場合、外向感覚タイプや外向思考タイプの考え方)バランスのとれた人間となれるとのことなので、自分に欠けている考え方や行動も意識してとるようにしたい。

そういう意味では、既に社会に出て組織の中に組み込まれている人間としては、エニアグラムよりもより実践的な気がする(エニアグラムの方がタイプ別の特徴ははっきりしていて、周りの人がどういうタイプかイメージしやすいが)。

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2013年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「こういうの好きそうだよね」と渡されたので読んでみた。
ユングがどうの、というよりは「あなたの性格を簡単に分類できますよ」本。
心理学とかユングとか難しそうで無理…な人には向いてると思う。点数方式の性格分析などもできるので、それと結果だけ見ても面白いと感じるかもしれない。
自分のことを分析できる、ようは「内向タイプ」には目新しく感じる情報はないかもしれない。私的で申し訳ないのですが、「うん知ってた」しか書かれていなかった。
生き辛いなあと思っていながら、「どうして生き辛いんだろう」を考えるような人には、当たり前のことしか書いていないように思える。自分はこういう人間で、だからこういう人とは合わないのかもしれない、なんてことを考えない人で、かつその現状を「自分の考えを改めることでどうにかしたい」人には視野の広がる本だと思う。
ユング入門書とは言えない。性格とか心理とかに興味はあるけど、ユング?誰それ?な人にこそ向いてるかも。

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2016年04月30日

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