【感想・ネタバレ】新版 SEを極める50の鉄則 入門編(日経BP Next ICT選書)のレビュー

あらすじ

通算40年以上にわたりSE(システムエンジニア)という職業に関わってきた筆者が、その経験を踏まえ「しっかりしたSE」になるための鉄則50をまとめました。「SEは非常に面白く、やり甲斐のある職業」という思いが全編に詰まっています。本書を読めば、SEの仕事を面白く、やり甲斐のあるものにするための勘所をつかめます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

SE(システムエンジニア)にとって最も大事なことは「しっかりしたSE」になることである。
しっかりしてこそ、顧客に喜ばれ、ビジネスに貢献し、そして自分自身の力を伸ばし続けることができる。
本書は「しっかりしたSE」になるための考え方とそれを実践する具体策を「50の鉄則」として まとめたものだ。

考え方の鉄則は
「任務はビジネスの達成と顧客満足度の向上」
「目指すは ビジネス常識を持つIT専門家」
「迷った時の判断基準、顧客が51、会社が49」

SEとして大成する方法が、技術面ではなく社内や顧客との人間関係を中心に書いてある本です。

・技術の基本知識は基盤。マニュアルを毎日読むこと。
・多くのプロジェクトや顧客を経験する
・ビジネス力、政治力をつける
・SEのミッションはビジネス達成と顧客満足度の向上
 ・「どうしましょう…」と言わない。

あるべきSE像、プロジェクトに強いSEに必要なスキルは3つあること。
それは、技術力(基本力とも呼んでいる)、管理能力(いわゆるPM)、そして政治的能力。
技術力は、管理能力はすぐに理解できるが、政治的能力とは、体制づくりやプロジェクト再編成のための社内調整や顧客調整を指す。

プロジェクトに強くなるには3つの観点があるということ。
それは、プロジェクト管理の基本を抑えること、提案時に技術面の課題を詰めておくこと、そして、利用部門による稼動後の運用も考慮しておくこと。

○落第SEの共通点
「28歳あるいは33歳ごろ」に落第するSEのキャリアは・・
 (1) 若い時、付加価値のある仕事をあまり経験していなかった。
 (2) ビジネスマンとして厳しく指導され、鍛えられてこなかった。
 の2点である。
「38歳、43歳あるいは48歳ごろ」に落第するSEのキャリアは・・
 (3) 新しいITについて行けない
 (4) SEとしての夢が持てない
 という共通点が見られた。

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2017年04月09日

Posted by ブクログ

IBMでSEの統括をしてた筆者。若手向けのSEキャリア本で必読である。SEは顧客・技術・ビジネスに強くならなければならない。

・技術の基本知識は基盤。マニュアルを毎日読むこと。
・多くのプロジェクトや顧客を経験する
・ビジネス力、政治力をつける
・SEのミッションはビジネス達成と顧客満足度の向上

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2014年11月29日

Posted by ブクログ

SEという仕事の魅力が伝わる本だった。
自分の将来像や現在の仕事の進め方を見直す機会を与えてくれた。

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2012年12月27日

Posted by ブクログ

自分に合う部分が多いと思った。
考えに納得できるって感じで。
2、3年生の時に一度読んでおきたかったと思った。。。

「どうしましょう…」と言わない。
いいがちなので気を付けないと…

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2012年04月08日

Posted by ブクログ

馬場史郎さんの書いたSEとは?という本。昔読んだことがあったが改訂されていたので改めて読み直した。SEなら読んでおいても損はない一冊。読み進めて行くと筆者の熱い想いがよく伝わってくる。この姿勢でSEを続けて行けたら、しっかりしたSEになれると思う。ただ、全てを満たすことはなかなか難しいと感じるので、できそうなところから手をつけて見るのが良さそう。

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2012年01月07日

Posted by ブクログ

SEとしての行き詰まりを心底感じているときに読みました。

心がささくれていたこともあり、
「また薄っぺらなハウツー本を手に取ってしまった。これだから自分はSEを極められないんだ><。」
というような気分になりかけましたが、

「SEには5年ごとに落第の危機が訪れる」という鉄則11を読んで、救われた気持ちになりました。

最初の危機は入社5年目の28歳頃に訪れる。
それはまさに、読んだ時の私の年齢でした。

そうか、これはSE共通の落ちこぼれの危機なのか。 
じゃあつらくて当たり前か^^ と。

そう考えたところでただちにつらくなくなるわけじゃありませんが、多少大丈夫になりました。

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2017年05月02日

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