【感想・ネタバレ】地域再生の罠 ――なぜ市民と地方は豊かになれないのか?のレビュー

あらすじ

社員を大切にしない会社は歪んでいく。それと同じように、市民を蔑ろする都市は必ず衰退する。どんなに立派な箱物や器を造っても、潤うのは一部の利害関係者だけで、地域に暮らす人々は幸福の果実を手にしていない。本書では、こうした「罠」のカラクリを解き明かし、市民が豊かになる地域社会と地方自治のあり方を提示する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これは、成功じゃなくて、失敗事例集
やっぱその点、斬新で、成功事例集(アグリコミュニティ~)よりおもしろかったように思う。ただ、随所にでてきて、最後の結論にもつながる筆者の主張は、具体的が故に疑問も大きかった。ただ、理想は面白くて俺もすごい影響受けたと思う。さらに、最終章には具体案も掲載されていて、おもしろかった。


*120607レビュー
実際の行政を名指しで批判しているところに、リアリティと本気の警告が見られた。その解決策として出されているのが、地域での収益を考えることなんだけど、これは観光圏の話にもつながっておもしろかった。でも、それを実際どうやってやるんだろう、ってところが、最終章にちろっと載っていて。現実問題、それができるのはいい意味でも悪い意味でも行政しかないんだな、って思った。

あと、青森の例が載ってたけど、地域と住み分けしているってゆう話だけど、お店が入っている以上、やっぱりそこで収益をあげなきゃお店がでていっちゃうよなぁ、、、って疑問。

全体的に、批判は勉強になったけど、その上になされるこの人の主張は疑問が残った。

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2012年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【内容】 社員を大切にしない会社は歪んでいく。それと同じように、市民を蔑ろする都市は必ず衰退する。どんなに立派な箱物や器を造っても、潤うのは一部の利害関係者だけで、地域に暮らす人々は幸福の果実を手にしていない。本書では、こうした「罠」のカラクリを解き明かし、市民が豊かになる地域社会と地方自治のあり方を提示する。 (「BOOK」データベースより)

【感想】 地域再生プランナーによる地域再生を考える一冊。再読。いろんな地域を歩いて考えた事例が記されており、参考になる。全国各地、いろんな地域の成功・失敗事例を知ることは大切。その上で、自分の地域にとっての最良の方法を探ることが、もっと大切。きっと他の都市にヒントはあっても、アンサーはないんだと思う。

・筆者の7つのビジョン(P180)
①私益より公益
②経済利益よりひとの交流
③立身出世より対等で心地よい交流
④器より市民が優先される地域づくり
⑤市民の地域愛
⑥交流を促すスローフード
⑦心の拠り所となるスポーツクラブ、居場所
・筆者の3つの提言
提言1 食のB級グルメ化・ブランド化をスローフードに進化させる(P205)
提言2 街中の低未利用地に交流を促すスポーツクラブを創る(P221)
提言3 公的支援は交流を促す公益空間に集中する(P237)

 本書で示されている視点や分析は、筆者の経験と知識に基づくもので、納得させられる部分も多い。最終的に示されているビジョン・提言の妥当性は、今後の分析や成果確認が必要だと思うが、地域再生という課題に取り組むために参考になる1冊である。

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2013年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 立派なJRの複線があるのに、一年に一回東京に行く事が便利になるというだけで新幹線の開通を心待ちにしている地域の人々もこの本を参考にすべきです。新幹線にかかる費用よりもずっと安く、列車本数を増やしたり新型車両を導入したりで、日々の通勤通学をもっと便利にすることができるのに。
 最後の方で、噴水で遊ぶ子供たちの声がうるさいから、裁判所命令で噴水を止めた、という話。近隣の高齢者の訴えによるものらしいですが、どこにでもちょっと変わった人っているもんなんですね。年とってるから、余計に意固地になってるんでしょうね。

 

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2012年10月24日

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