あらすじ
戦略を立てても実行できない。経営が立てた戦略が現場と乖離している。
そんな悩みを解決するのが『バランス・スコアカード』です!
バランス・スコアカードは財務・顧客・業務プロセス・人材の4つの視点をバランスさせながら業績の評価とともに、戦略を確実に実行できるしくみです。
日本企業にもたいへん馴染みやすい戦略手法で、導入する企業や自治体が増えています。
本書は、「バランス・スコアカード」って何?というレベルから、どのように導入、展開していくかをわかりやすく解説しています。
また、沖電気やJALインフォテック、自治体の三重県の県立病院や横須賀市などの事例を収録していて、たいへん役立ちます。
著者は実際にバランス・スコアカードの導入の経験があり、その実体験に基づいた実践的なアドバイスが満載の1冊です。
さあ、戦略を実行しましょう!
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Posted by ブクログ
バランススコアカードについて
とてもわかりやすく事例や著者独自の
考え方も含めて解説。
4つの視点で図を使って整理すると
本質を外さずにわかりやすくまとめられる
ことを実感しました。
Posted by ブクログ
実際の会社運営について考えていて、うまく整理ができなかった時にこの本に出会って、ミッション(使命)ヴィジョン(将来像)ストラテジー(戦略)で考えないからだとわかりました。「なんのためにするか?」「どうなりたいか?」「どうするか?」表をノートに書いてびっしり書き出しました。それでなんとかそこまでは考えることができました。でも次の「お客様」「財務」「人材」「業務プロセス」の連鎖とバランスから戦略をとらえなおし、日々の行動に落とし込むことができていません。それにしてもすごくわかりやすくて、だからこそごまかせない経営手法だということが良くわかる本です。
Posted by ブクログ
・2003年が初版とのこと。電子版だと2014年になってる。
・歴史を感じる当時の読み物、という感じで流し読むと面白いっちゃ面白い。
・バランス・スコアカード、をググってもそんな対して情報でなかったので一冊読むか、と思って手に取ったが、結局一冊通しても具体的なものはないかも笑 ただ事例として著者が実際にコンサル?して作ったものが見れたのは良かった。
・ミッション・ビジョン・ストラテジーを紐づけた上で、ストラテジーに基づいたKPIを置いて、現場でマネジメントをしていく。という話だと理解した。つまり、現代のビジネスにおいては当たり前化されてるもの、と捉えた。人材⇒業務プロセス⇒お客様⇒財政、という4分類は、ITがないのが現代に合ってない理由だなと思いつつ、抑えるべき点としては「やっぱりそうなんだよな」という感じ。良い意味で。
Posted by ブクログ
業績評価の方法を探して読んだ。コンセプトとしては確かに良いと思うが、バランススコアカードは従業員のモチベーションを上げることには直接繋がらなかったのだと思われる。やらされるとモチベーションは下がる。自主性に任せると方向が合わずに力が分散される。このバランスだと思いますが、成熟産業では難しいのですかね。
Posted by ブクログ
内容(「MARC」データベースより)
ビジョンや戦略を実現するために4つの視点で重要な目標をバランスよく定め、それを評価していく考え方として注目を浴びているバランス・スコアカード。その基本概念から、使いこなし方まで説明する。
Posted by ブクログ
会社を戦略通りに運営するために「財務、人材、業務プロセス、お客様」の4つの視点が重要であることがわかった。導入事例なども交えながら、平易な文書で書かれており、大変わかりやすかった。