【感想・ネタバレ】上り坂下り坂のレビュー

あらすじ

明治・大正・昭和からつづく暮らしの手ざわり。母・幸田文に教えられ、初めて浴衣を洗った娘時代を振り返り、庭掃除に母娘のやりとりを懐かしく思い出す。その母を見送って10年が過ぎ、ようやく住まいを片付ける決心がつくのだった……。東京・小石川の家を中心に、祖父・幸田露伴からつづく“心を込めた暮らし”をこまやかな視点でつづる珠玉の随筆集。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

青木玉 著「上り坂下り坂」、2001.11刊行、2005.1文庫化です。母、幸田文を見送って10年、祖父、母と過ごした小石川での暮らしを綴ったエッセイです。小石川はお寺、学校、坂の多い土地だそうです。蝸牛庵(幸田露伴宅)跡は傳通院の近く善光寺坂にありますね。長寿の世の中、著者は「さて、どんなものだろう。思う先は長く、過ぎる時は短かろう。」と語っています。解説は、川本三郎さんです。

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2017年03月05日

Posted by ブクログ

青木玉さんのエッセイは、ほのぼのしている中にするどい視点があって、先へ先へというよりは丁寧に読みたい、と思わせます。

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2009年10月04日

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