【感想・ネタバレ】仁義なき嫁6~情愛編~のレビュー

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感情、揺さぶられまくり!

男の佐和紀が、周りの都合で会ったこともない周平と結婚して1年。
誰の助けも望めない覚悟で嫁入りした先の周平と恋に落ち、幸せな日々を送っていたのに、突然オヤジが「相手が悪い。戻って来い」と。
周平を悪く言われ、話もろくに聞いてくれないオヤジと大喧嘩に。
オヤジの気持ちも分かるよ。でも、そりゃあんまりじゃないですかー!
オヤジと佐和紀の喧嘩場面は、切なくて悔しくて、涙出そうになったよ。

佐和紀は周平の「女」として生きることを選び、周平が佐和紀を本気で抱きます。
「どうしてお前を思いきり抱かないか分かるか?」
「分かるよ。それは、俺がお前に……」
切ないよー。エモいよー。キュンなんて可愛いもんじゃない。愛欲ってやつだね。

おまけに、ことの発端はあの岡崎だったり、京子も口出ししてきたりで、ホントに岡崎夫妻にはため息しか出ない。
佐和紀、京子らがいる前で、岡崎と周平が男として対峙する場面、ここでも感情がえぐられます。
でも、岡崎が佐和紀と周平のプライドの無さを語るところは、「お前の意見に賛成!」と手を挙げたくなったよ。

今回は、本音でぶつかる場面が多くて、読んでるこっちの感情が揺さぶられまくり。
もちろん、エロもエロエロですが、エロ中もこっちの感情が波打ってしまう。

最後は次へ続く形ですが、佐和紀が決意を胸に歩み出す兆しを匂わせていて、次作への期待を掻き立てます。
佐和紀の前進を、周平が最初から分かってて好きにさせてあげてるところ、佐和紀の気持ちを一番に考えてあげてるところ、さすが周平。
佐和紀と周平にべた惚れです。

#切ない #エモい #深い

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2021年05月27日

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