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遂にオンナになるのか?
今まで影の薄かった大滝組長登場!
結婚一年にして、佐和紀と周平の中を裂こうとする横槍がワンサカ飛んでくる〜
その砲撃を避け、手に手をとって愛の巣で束の間の夢を見る2人。
きっと一生の内で一度きりのかけがえの無い時間。
ただ、佐和紀のためにこおろぎ組を潰そうとしたって話しがね、
納得いかないんだけどね。そんなことある?
いや、B L小説だからいいんだけどさ〜〜
佐和紀無双6~反発
周平と結婚して一年。松浦組長からこおろぎ組に戻ってくるように言われて二人は大喧嘩。周平と別れさせようとする周囲。組を捨てて周平を取るのか、古巣に戻るのかの選択を迫られ、周平を選ぶ佐和紀。
再び松浦と対峙した佐和紀でしたが、案の定お互いぶちギレ。怒りのあまり咆哮、堪えきれず涙を流す佐和紀が辛い。それぞれの思惑が入り乱れて難しい。
感情、揺さぶられまくり!
男の佐和紀が、周りの都合で会ったこともない周平と結婚して1年。
誰の助けも望めない覚悟で嫁入りした先の周平と恋に落ち、幸せな日々を送っていたのに、突然オヤジが「相手が悪い。戻って来い」と。
周平を悪く言われ、話もろくに聞いてくれないオヤジと大喧嘩に。
オヤジの気持ちも分かるよ。でも、そりゃあんまりじゃないですかー!
オヤジと佐和紀の喧嘩場面は、切なくて悔しくて、涙出そうになったよ。
佐和紀は周平の「女」として生きることを選び、周平が佐和紀を本気で抱きます。
「どうしてお前を思いきり抱かないか分かるか?」
「分かるよ。それは、俺がお前に……」
切ないよー。エモいよー。キュンなんて可愛いもんじゃない。愛欲ってやつだね。
おまけに、ことの発端はあの岡崎だったり、京子も口出ししてきたりで、ホントに岡崎夫妻にはため息しか出ない。
佐和紀、京子らがいる前で、岡崎と周平が男として対峙する場面、ここでも感情がえぐられます。
でも、岡崎が佐和紀と周平のプライドの無さを語るところは、「お前の意見に賛成!」と手を挙げたくなったよ。
今回は、本音でぶつかる場面が多くて、読んでるこっちの感情が揺さぶられまくり。
もちろん、エロもエロエロですが、エロ中もこっちの感情が波打ってしまう。
最後は次へ続く形ですが、佐和紀が決意を胸に歩み出す兆しを匂わせていて、次作への期待を掻き立てます。
佐和紀の前進を、周平が最初から分かってて好きにさせてあげてるところ、佐和紀の気持ちを一番に考えてあげてるところ、さすが周平。
佐和紀と周平にべた惚れです。
極甘だと思っていましたが、さらに先がありました。いや、甘くはないのか。決めていたはずの覚悟を試されるような時間。2人の決断を見た時、2人の今までが交錯してきて、たまらない気持ちになりました。生きることに精一杯ながら、男として生きる寄す処(よすが)を求めもがいてきた佐和紀。日陰の世界にいながらも、さらに孤独の闇に生きてきた周平。豪快に生きているようで、かけがえの無いものさえ手放そうとする周平。自分自身さえ手放そうとしていた佐和紀。
どの程度のささやかな幸福なら望んでも赦されるのか、彼らには分からないのかもしれない、などと考えてしまう。刹那的すぎてたまらない。
2人それぞれの心のありよう、揺らぎが丁寧に綴られています。こちらも取りこぼさないよう丁寧に読み解いていきたいです。
また、佐和紀には謎があるらしいことがちらりと触れられています。特に見逃せない巻です。
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