あらすじ
就活で苦労したとき、仕事や人間関係で悩んだとき、組織に不満を抱えたとき、どう生きていいかわからなくなったとき……。20代のあなたは、そうした困難に直面したことがあるだろう。だが残念ながら、働き方や生き方に関する回答は、ネットで検索しても出てこない。また、「失われた20年」のあいだに日本企業の組織はすっかりフラット化され、上司や先輩は相談に乗ってくれる時間も余裕もなくなった。そこで著者は、忙しい上司や先輩に代わって、右肩上がりの人生を目指す20代に贈りたい「100の黄金ルール」を1冊にまとめた。1つひとつの「ルール」は、著者が延べ1万人に上るビジネスパーソンと接するなかで実感、体得したものだ。それを忠実に実行した著者は、20代でまいた種が30代で花開き、40代で年収が10倍になった。「そんな人は一握り」「いい時代に生きたのでは?」などと思うなかれ。「いつの時代でも通用するセオリー」が満載。
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Posted by ブクログ
2012年出版と少し古いが、価値観を得られる本。
前文でも触れた通り、発行から既に5年以上の年月が経過しており、「スマホ」でなく「携帯」と書かれているなど、一部は時代にそぐわなくなりつつある本なのは確か。
また、個々人によって異なる職場環境に関する言及が多いことから、「気軽に聞けたら苦労してない」など、思う方も居るとは思った。
本の言葉を引用するなら「何者かになる」という事を成すには確かにこういった、地道な努力が必要なのかもしれない。しかし一方、実は誰もがそれにぶつかって居るということを意識する余裕すらない、自分で手一杯なのが現実なのだろうと感じる。
多くのことを教えてくれ、働き出す自分にある種背中を押してくれる一冊となってくれそう。
Posted by ブクログ
【動機】BBMで紹介されていたので
【感想】若手にありがちな「なんとなく大事だろうなぁと思っているけど、やってない・やれてないこと」を事例を交えて紹介&ケツ叩きしてくれる本
【引用】
入社三年目まではマイペースも封印、できるだけ早く仕事を覚えるためには猛烈な三年を送るほうが、結局、早く「マイペース」の仕事が許されるようになる。P.49
そんなときは「できないこと」を十把一絡げでとらえるのではなく、その中身を因数分解してみるのが第一歩です。直感的に「できないこと、苦手なこと」であっても、それを小分けすることによって「できそうなこと」が見つかるのです。P.129
変えられない過去に拘泥するのは、自分に酔っているだけではないでしょうか。P.157
Posted by ブクログ
著者は、リクルート出身で、海外MBAを取得し、現在は独立されている方です。
学歴コンプレックスを抱えていたこと、どうしたら成功できるか、毎日もがき苦しんでいたという20代、何者かになってやるというガッツを持っていた20代、という点に共感を覚えました。
学歴コンプレックスなんて、本当に自分が勝手思っているだけで周りはそんなことをきにしていないものですよね。
20代の方々が考慮すべき仕事に対する考え方、取組み方、上司との関係、キャリアについてこれでもかというぐらいアドバイスしてくれています。
まずは40までのキャリアをリアルに描いてみようと思います。