あらすじ
「それ、根拠あるの?」「計画通り行くの?」と突っ込まれて、何も言えなくなってしまった…。そんなプラン・企画に数字的な裏づけをつけたいとき、データ・統計分析が使えます。
本書は、はじめてデータ分析をする新人が、データ収集から、分析、プレゼン資料を作成するまでを、ストーリーを交えて紹介。「リスクはどれだけか」「収益性はどの程度か」「何が一番の成功要因になるのか」などの数字的根拠が、エクセルで簡単に出せるようになります。日産自動車で活躍する著者による、現場で役立つ「実務のコツ」が満載です。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
新規市場開拓に向けて分析を重ねプレゼンテーションに臨む、というストーリーで分析のイロハを解説する実務家によるビジネス本。初学者でもわかりやすい文章で、なおかつExcelを使った具体的な手法を紹介しているので理解しやすい。また分析は過程に過ぎず結果をどう伝えるか、という点を重んじ一章を割いていて、それが全体的な説得力を増している。職場に置いておきたい一冊。
Posted by ブクログ
統計に関する本は何冊か読んできて基礎知識はあるつもりでいたが、この本はわかりやすく説明されていて、いままであいまいだった点もすっきりと理解できた。
「散布図」を利用して「外れ値」に注意して、分析対象とするか否かを判断する、平均は真ん中にあるとは限らない、平均の周りに最も多くのデータが存在するとは限らないなどは、図解されていて非常にわかりやすかった。
標準偏差や相関関数についてもExcelの使い方も説明されており、どのようなケースの分析に役立つかが解説され、実際に自分の仕事でのケースと比較しながら読むことができたので、今後に生かせる内容の本であった。