【感想・ネタバレ】怪談実話 無惨百物語 にがさないのレビュー

あらすじ

第1回『幽』怪談実話コンテストが輩出した俊英・黒木あるじが挑む! 死をも恐れずに階段を追い続ける男が、忌まわしき怪談実話を厳選執筆。怪談マニアを唸らせた『無惨百物語 ゆるさない』に連なる、シリーズ第二弾。体験者から著者へ、著者から読者へ、“怖の連鎖”はどこまでも続いてゆく。この妥協なき恐怖から誰も逃れることはできない!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

タイトル通り、実話怪談が百話収録されている。
九十七話「蜻蛉」は、父の葬儀の前に似たようなことが起きたので、怖さよりも親しみを覚えた。

0
2022年11月29日

Posted by ブクログ

最近の実話怪談ものでは最も力がある著者だと感じる。平山夢明ほどの外連味はないが、地道にきちんとした怪談を積み重ねてゆくという印象。

0
2013年07月17日

Posted by ブクログ

「かげふみ」「あるカモシカの死」「鹿に会う」
自然の底知れなさと怖さのある話。何がなんだかわからないけど、知らないままで畏怖を感じてる方が、身のためだなと思う。

にがさないっていうタイトルだけに、怪談実話のほっこり話はほとんどないです。
つまり、休まるところがない。

で、ラストの2話の「ヤクメ」はいやだ。怖いとかでなくて、絶望な感じです。

0
2013年03月31日

Posted by ブクログ

どっちかっていうとビリーバー方面の話なので、俺の怪談倫理的にはアウトな話もちらほらあるが、しかしこの文量は満足感ある(前作も)。前作もそうだが、東日本大震災関連の怪談(というか、今作に収録されているのは「敢えての」3.11以前の話なのだが)には、作者(山形在住)の誠実さが現れていて、これは超怖最新刊の作者たちのひどく無神経な(つまり無神経に完成度が低い)怪談とは正反対のものだ。

0
2018年12月04日

「小説」ランキング