あらすじ
王女リティシアが姫巫女として参じた儀式は、契約者と呼ばれる仮面の男の陵辱を受けることだった――淫虐に耐えられず、リティシアは王宮を飛び出してしまう。俗世に降り、右も左もわからぬその時、傲岸不遜な青年・ラディアスに救われた。彼の城館で蕩けるような介抱を受けるリティシアだったが、彼は消えた花嫁の身代わりを探していると言いだして!? 与えられる愛撫に勘違いしてしまいそうになる――珠玉のエロティック・ラブロマンス
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Posted by ブクログ
ヒーローとヒロインが幼い頃に出会っていて、大人になって再会ってパターンはくさるくらいありますが、10代後半だったラディアスは10歳の少女リティシアに対してやり過ぎな感じがして、最初ちょっとひきました。
しかもあの儀式。あんなの付けた状態でってのはなしでしょう(^^ゞ
逃げ出したリティシアは、お嬢様って感じが満載で、ラディアスとの掛けあいもよかったです。最後のエピソードを読むと、ほんとにリティシアが好きだったってのが分かります。(儀式は成功したはずなのに、逃亡したって聞いて、かなり焦るラディアス。このあと、あの泉のシーンに続きます。)
斎王さんの作品は巫女モノが多くて、外れをひくことも多いですが、これはまだいけました。