【感想・ネタバレ】花々の系譜 浅井三姉妹物語のレビュー

畑裕子

浅井三姉妹を描く待望の戦国絵巻。花のような姫たち、茶々、初、江(小督)にはどんな運命が待ち構えているのか? 姉川の合戦から関ヶ原の合戦、大坂の陣まで、戦乱の世をたくましく生きた女たちを軸に物語は進行する。母は信長の妹お市、父は北近江の勇将・浅井長政。茶々、初、江(小督)の三姉妹は、秀吉、家康、三成らと絡みながら自らの人生を切り拓いてゆく。「小谷落城後の浅井三姉妹を二女初の目線で追った注目の近江戦国物語」小和田哲男<大河ドラマ「江～姫たちの戦国～」時代考証・静岡大学名誉教授>

[ブクログ · ★★★★☆]

三姉妹と弟は戦国の時代をこうやって生き抜いてきたんだな、と感じました。

戦国時代は、男性の時代と思われがちですが、こうやって女性も必死で生きていたんですね。
それをもっとみんなに知ってほしい！

[ブクログ · ★★★★☆]

織田信長の妹のお市の娘達のお話。
大河ドラマの予習を兼ねて読みました。

父が織田信長の敵になり
長女は豊臣秀吉の嫁となり
三女は徳川秀忠の嫁となり

次女は家のために徳川についたり、
出家しめ豊臣についたりと、
戦国時代に混沌ぶりが凄いです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

NHK大河ドラマ、「江」の背景を知りたいと思い、この本を読みました。お市の方、浅井三姉妹と、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らの人間関係がよくわかりました。みながみな、本当に大変な人生を送ったのだなと感じました。