【感想・ネタバレ】嘘はみだらな恋の罠のレビュー

かのこ / 絵津鼓

大学の事務室で働く梓は、理学部助教の野宮がすこし苦手。ある夜、酔った野宮を自宅まで送り届けた梓は、ひょんなことから彼と肌を重ねることに。普段の彼からは想像もつかない、情熱的でやさしい口づけと愛撫。カラダは快感を求めはじめるも、野宮は最後まで奪わずに寝てしまって……。それなのに翌朝、彼は言う。「しました。キスもセックスも」――重なる“嘘”が、ふたりの関係をみだらにかき乱していく。表題作のほか、エロティックな恋の駆け引きが魅力の短編2作を収録。

[(匿名) · ★★★★★]

先生の中では優しい作品

いつも先生の、引き込まれる表現に翻弄されながら、それぞれの気持ちを擬似体験しました。
３部作品が収録される中では、１作品目と２作品目が好きでした。読み終わると優しい気持ちになれます。