あらすじ
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「欧米の常識」とかけ離れた「和製メタボ」の非常識! なぜ身長に関係なくウエストで決まるのか? 男性のほうが女性より厳しいのも日本だけ! 厚労省が定めた「メタボ」健診の基準は、科学的に見れば不合理に満ちている。「つくられた不安」に振り回されず、本当の健康とは何かを考える! (ブルーバックス・2010年5月刊)
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Posted by ブクログ
自分はあまりメタボ感のない「細い」体型なのだけど、コレステロール値が少しだけ標準より高い。
そんなで気になって気になって本書を読んでみたのだが、コレステロール値に限らず「健康診断の標準のいい加減さ」がよくわかりました。とくに「標準より少し高いコレステロール値」こそ生存率の高い値だと知ってとりあえず安心しました。
Posted by ブクログ
メタボ検診をはじめ、医療・健康において関心の高い分野に切り込む本。
7の常識と思われている部分に異を唱える。
・中高年になり、若い頃より体重が増えておなかが出ると早死にする
・太り気味の人は標準体重の人より不健康である
・健康診断は健康を保つために有益である
・糖尿病の人は、できる限り強力に血糖値を下げたほうがよい
・高血圧を放置しておくと、大半の人は脳卒中になる
・コレステロールが基準値を超えたら、すぐ治療する必要がある
・高齢になったら脂っこい食事を避けたほうがよい
これらが何故違うのかを本書では、メタボ健診、コレステロール、高血圧、糖尿病、製薬会社、健康診断、高齢者を述べながら解説している。
その中で参考になった。
・太りすぎはBMIが30以上で病気のリスクが上がる
・23-26くらいが生存率高い
・ダイエットより禁酒禁煙
・やせも糖尿病になりやすい
・コレステロール高目が長生き
・健康診断の項目には根拠に乏しいものがある()
・歩く早さが長寿のバロメータ