あらすじ
▼10年後に後悔しないために
社会やビジネスの変化が早く激しい昨今、、「自分は将来この環境で生き残っていけるのか?」「自分はいったいどう生きればいいのか」・・・そんな不安を感じている20代、30代前半のビジネスパーソンは多い。
5年後、10年後に自分自身の道を歩むためになにをすればいいのだろうか。どのようにキャリアを積めばよいのか。
▼戦略的かつ現実的に行動し手に入れる
意欲があるがどうすればよいのかがわからず、手探り状態のビジネスパーソンに贈るのが本書だ。
「○○力向上」といったスキル本や自己啓発本は多いが、キャリアの方向性を考え、行動していくための示唆を説いた本は少ない。
本書では経営を考えるときのフレームワーク(3C分析、針鼠など)を使いながら、キャリア戦略の考え方を解説。
自らの立ち位置を確認し、タイミングを逃さず、ポジションやキャリアを自ら戦略的に手に入れるために、ワークシートを交えながら各ステップとその方法論を解き明かす。
10年後に後悔しないために絶対読んでおくべき1冊である。
【主な内容】
序 章 10年後、あるいは40歳になった時に「しまった」と思わないために
【分析編】キャリアとは何か? 自分にとっての仕事の位置づけは?
第一章 自分自身の人生について「真剣に」考えていますか
第二章 今の自分にどのくらい満足していますか
【戦略立案編】自己実現のためのキャリア戦略を立てる
第三章 未来の自分をイメージし、そこから逆算する
第四章 決め打ちせず、様々な可能性と実現方法を考える
第五章 やるべきことに向けて動き出そう
【事例編】四人のキャリア事例に学ぶ
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Posted by ブクログ
グロービスの方によるキャリアに関する書籍。
キャリアだけというよりも人生における役割にも言及。あなたの人生の中でどの期間に何を重視(時間を使うか)するかを考えるべきというような話が体系立てられて記載されている。
カテゴリや特性分類などがあり自己分析の一助となりそう。就活の時期を思い出すような内容ではある。
具体的にキャリアを築いてきた人の例などの記述もあり
Posted by ブクログ
キャリアを考えるにあたってのまっとうな本。
グロービスらしく、フレームワークで整理された内容で展開されている。
<メモ>
・チャンスを捉えるための行動指針5つ
①好奇心 絶えず新しい学習機会を模索し続けること
②持続性
③柔軟性
④楽観性
⑤冒険心
・社会に出てからの役割
①職業人
②パートナー
③息子、娘としての役割
④父親、母親としての役割
⑤社会人
・仕事に対する満足度
①自分が好きなこと
②スキルを持っている
③重要だと信じている
・リーダーシップの本質は自由で豊かな自己表現にあるとし、リーダーとは自分を存分に表現できる人間
・転職、起業に成功する人の特徴
確固たるやりたいことがある
アピールできる具体的な実績を含む、それができる能力がある
前職在職中から、準備しやりたいことへの道筋が描けている
いろんなところにアクセスできる人脈がある
人としての素直さ、謙虚さがある
・キャリアを振り返ってのアドバイス
①一歩踏み出す勇気をもつこと。要はやるか、やらないか
②機会に積極的に関与すること。いろんなことに興味を持つこと
③逃げないこと
④自己投資を惜しまないこと
⑤自分は何をやりたいtのか何をするために生きているのか、気持ちがぶれないこと
Posted by ブクログ
行動の結果を恐れず、チャンスをとりにいく姿勢
自分にはその資格・能力がないと思う必要はない。
チャンスをとりにいこうとしなければ、自分の成長のチャンスはない。
環境は人を作る。環境を変えれば、また違う自分の一面を知ることができる。
そして、環境を変えることは劇的な成長のかぎにもなる。
部署ごとに文化は違う、その文化を知ることも大事。
まずは社内でチャンスを探す。
自分のキャラクター、自分のキャリアを客観的に見たときに、
どう思うかを振り返る。自分のキャラクターを強くする方向、
そしてその方向性は本当に5年後10年後も存在しうるか考える。
リスクヘッジも大事だが、まずは今の環境でできることをしっかりやる。
どこに言っても難しい問題ばかり。
どうしたって、社会人としての基本スキルは問われる。
やりきる力、
人をまきこむ
問題解決力
リーダーシップ・姿勢、行動力