【感想・ネタバレ】ふたつの季節のレビュー

あらすじ

製薬会社を辞め、カリフォルニア留学した多希。29歳での進路変更は勇気のいるものだったが、“自分との闘いに勝つ”決意のもと、米国トップクラスの過酷な授業に向かう。ところがそんな日々に「留学生くずれ」、8歳下の領と出会い……。異国での孤独と不安。プライドと焦燥。繊細に折り重なる男女の心理を巧みに描く、青春恋愛小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の留学と重なることもあり、そしてそれ以上に努力してのし上がる姿に刺激を受けたという意味で好評価。恋人に振り回されながら、傷つきながら、でも自分のすべきこと目的を決して心のどこかでしっかり認識しながら、前に前に進む姿に尊敬。私はダメだったから・・。
人間言い訳はダメだね。弱いのは結局他者が原因や要因ではなく自分。自分次第で乗り越えられる。たとえどんなことがあったとしても。。
本当に刺激を受けた意味で大切な本。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

臨床検査技師を辞めカリフォルニアに留学した二十九歳の多希の、外国での大学生活や八歳下の領らとの日々に引き込まれた。理屈でなさがふくよかで人間という感じで興味深い。若くて甘えの滲む領を振り切れない、途中トニーと付き合う多希も、領に恋するアンや、彼女や多希に一貫した態度を取れない領も、皆どこか愛しい。

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2018年10月09日

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