【感想・ネタバレ】宝塚ファンの社会学 スターは劇場の外で作られるのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年04月02日

私は、観劇してキャトルでちょこちょこ買い物する程度のファンなので、会の皆さんの頑張りには感心します。頑張り過ぎて本末転倒になっている人もいるような…。しかし、熱心なファンの気持ちを利用している劇団はどうかと思う。

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Posted by ブクログ 2023年03月31日

会の働きやチケット配分の仕組みが良く分かった。
カレンダーの売上が成績に影響するんやとビックリ。
ファンがスターの序列を内在化しているのは宝塚ならでは。

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購入済み

面白かった

2016年02月25日

私自身、あるスターさんのファンクラブに入ったばかりでしたが、チケット確保の仕組みや貢献の仕組みなど、不可解な点が多く、ファンクラブについて聞いてみたいことが山積みでした。
本書を読んで、今までの疑問が解決したとともに、ファンクラブのスタッフの方々の努力や苦労が少しわかったような気がします。

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Posted by ブクログ 2012年03月04日

宝塚が好きになって数週間だったので、よくわかっていなかったファンについて知ろうと思って読んだのですが、本当に分かりやすく体系的に書いてあって、驚きました。
内容にも、すごく驚きや発見があって、衝撃の一冊でした。

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Posted by ブクログ 2011年09月18日

社会がどのように形成されるか、のモデル実験のレポートを読んだような気がしました。特権とか奉仕とか競争とか優越感とかによって、憧れが制度になっていくのが面白かったです。

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Posted by ブクログ 2023年12月20日

宝塚歌劇団から自殺者が出た。
とはいえ、宝塚にはまったく詳しくないので、参考程度に本書を手に取った。宝塚そのものというより、そのファンたちに焦点を当てているので目的とはすこしずれていたが、それとはまたべつにおもしろいところもあった。「社会学」と銘打ってはいるものの、分析というよりファンの実態、仕組み...続きを読むを紹介している。

けっこうな文量が割かれるのはガードと呼ばれる、入り待ち出待ちを仕切る役割である。これをやるのはファンではあるのだが、スタッフとファンの中間にあるようなひとたちである。そういうひとたちがいるらしい。公演中の拍手の仕切りからチケットの処理も任されたりするとのこと。重要視されるのは規律である。

気色の悪い集団という印象は強いが、よく知らない世界の気持ちの悪いひとたちの話なのでおもしろかった。

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Posted by ブクログ 2011年06月11日

比較・普遍化がなされていないので、社会学と銘打てるかどうかは微妙だが、劇団・ファンクラブ・ファンの相互依存的な構造が描かれていて面白い。

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