あらすじ
「空気は、あえて読まない」「陰口はむしろ喜べ」「進んで和を乱す人間になれ」……人間関係は増やさず、むしろ切り捨てる。それだけで人生が劇的に変化する! 新時代のコミュニケーション術。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
チェック項目11箇所。本書では私が実践してきた「人づきあい」について、一切包み隠すことなく真実だけを書きました、結果、これまでに世の中にあった「キレイごと」だらけの人づきあい本とはまったく違う内容になったのです。これまでの人づきあい本に書かれていたことは、表面を取り繕うだけであり、本当の幸せを手にすることはできません、なんとなく自分をよく見せて我慢して毎日を過ごすことにしかならないのです、そこで、これまで私が実践してきて幸せを掴んだ「これからの人づきあい」についてお伝えしたいと思います。虚像の自分を好いてくれている相手に対して、一生そのまま「いい人」を演じ続けるつもりですか? 私は、素の自分をさらけ出し、ときには相手にとって都合の悪いことを言ったりしても「お前がいい」「お前が好きだ」と言ってくれる関係を大事に育てていくべきでは、と思うのです。「よく気がつく人」という評価をされると、かえって都合のいいように使われるだけ、あいつは気配りができるから、と宴会の幹事を依頼されたり、集まりのまとめ役を押し付けられたりするただの「便利な人」に成り下がります。プライベートな時間を犠牲にして仕事を頑張れば頑張るほど、会社の人間関係だけに塗り潰される人生になってしまいます、あなたは、本当にそれでいいのでしょうか? 「いつか着るかも」と箪笥の奥にしまい込んだ洋服は、放っておくといつかカビが生えて着られなくなります、人間関係も同じこと、今野あなたに必要でない人を、たくさんストックして喜んでいたところで、何か意味がありますか? 周りとの衝突や軋轢を避け、面接官が言う、「和」を優先したり、一時限りの利益を確保したり、事なかれ主義の発言や行動を選択する人が多すぎます、引きかえに長いこと違和感や自己矛盾のストレスを抱えて生きるなんて、私にはとても気持ち悪いことです。プライベートで自己研鑽なんて、照れもあってなかなか人前では言えないものです、しかし、企業マンと独立起業を両方経験しているからこそ自信を持って言いたいのですが、自分を磨く努力を怠ってしまったら、確実に生存競争に取り残されるのが今の時代です。不思議なもので、私を嫌う人がたくさん現れると、それと同数以上に私のことを好きだと強く言ってくれる人が現れるのです、だから嫌われることを恐れてはいけません。好かれようと近寄っていく必要はないのです、上司が、こいつなら手を貸そう、助けてやろうという気持ちになるような部下であることです、そのためには、仕事に対して真剣に取り組んでいる姿を見せるのは最低限必要なこと、さらに、そのうえで結果を出すことが求められます。「この人とは肌が合わない」という人とは決して一緒にやってはいけません、ほとんどの場合、不幸な結果に終わります、ビジネスは「何をやるか」より「誰とやるか」で成否が決まる、と断言する人もいるくらいなのです。
Posted by ブクログ
こういう本、待っていました。
本当に本当に、待っていました。
心の底から。
よくぞ言ってくれました!!
無駄な人間関係は、必要ないと。
いい人である必要などないと。
人様の生き方を批判するつもりはないですし、
コミュニケーションが上手くなる云々の自己啓発本等も別に否定もしないし肯定もしません。
しかし、今まであまりにも、人間関係をスムーズに円滑にする努力をしようという類の内容の書物ばかりが世の中に溢れていました。
無理に自分を繕って?
いい人を演じて?
みんなに笑顔を振りまいて?
誰にでも分け隔てなく平等に接して?
上の人には気に入られるよう、努力して?
そういったコミュニケーションに関する本が氾濫する世の中、
果たして人間関係に悩む人々は減ったのか?
残念ながら、そんなことはないと思います。
むしろ、人間関係に悩む人々は増え続けている気さえします。
こちらの本の内容は、平たく言えば
「自分にとって必要のない人間関係は、根こそぎ切ってしまおう」
という著者の考えを提唱した、全く新しいビジネス書。
帯の後ろには
・「いい人」になるな
・空気は、あえて読まない
・陰口はむしろ喜べ
・愛想笑いとヨイショはするな
・好きな人と行く以外、お酒の席は意味がない
・メールの返信はしない
・交流会・パーティにはいくな
・知り合いを増やすな
・いらない関係は金を払ってでも切れ
・つきあいの結婚披露宴は欠席で
・進んで和を乱す人間になれ
・行き当たりバッタリの生き方をしろ
などと、インパクト大の文章ばかりが並んでいます。
今までの世間の常識がすべて覆されてしまうほど
目からウロコが落ちる話ばかり!
会社の飲み会などは、ほとんどの人が嫌だと思っていると聞きました。
それなのに、ほとんどの人は行きたくないのに我慢して行っている。
理由は、自分だけ断れないから、強制参加だから、飲み会も仕事のうちだから、などなどらしいです。
そんなことで、いとも簡単に諦めてしまっている。
飲み会は、嫌でも参加しなければならないもの、ということが
暗黙の了解のようになっており、諦めてしまっているんですね。
飲み会自体は別に否定してません。
したい人はすればいいと思うんです。したい人は!
でも、行きたくない人は、行かなくてもいいと思うんです。
そもそも仕事じゃないですよね?義務ではないはずです。
義務のように思い込んでしまっているだけで。
会社のことを何も知らないからそんなこと言うんだろ、という方がいると思います。私はまだ会社務めしていません。会社の組織のことなんて何も知りません。何も分からないから言っているんです。
飲み会に参加する意味はあるのかと。
会社のチームワークを強くするため?
円滑なコミュニケーションを図るため?
お互いをもっとよく知るため?
いい言葉ですね、いい言葉。
表面上だけの。
人生なんて、いくらでも思い通りにできるんです!
この本は、とても大切なことを教えてくれました。
Posted by ブクログ
フォトリーディング&高速リーディング。
世のサラリーマンには驚きの内容なのだろうが、独立起業したらごく自然に守っている内容だと思う。自分の守るべきものを分かっていない人には批判もいろいろあるだろうが、流されないためには本書の内容はとても重要だと思った。
Posted by ブクログ
無駄な人間関係を切れとか、稼いだ自慢とか敬遠要素もあるけど、読んでいくと意外とまともなことを言っている。目新しさと説得力はそれほどないけど。
初めに随分過激なことを言っているので、後半の方に矛盾している部分があるような気がした。
好きな人と好きなことをするように生きた方がいい。