あらすじ
ビジネスモデルキャンバスによる仮説検証で「イノベーション」と「新事業立ち上げ」をめざす
UCバークレー、スタンフォード、コロンビアのMBAコースで大人気講座となった、好評発売中の前著『アントレプレナーの教科書』(2009年)の姉妹書。少人数でのベンチャー創業から大企業における新事業まで、事業立ち上げに際して常に手元に置いて参照する、ベンチャー必携のガイドブックです。本書は勘や運からではなく現場で起きていることを仮説検証による科学的アプローチで、マニュアルという本の性質どおり、Step by Stepで解決へと導きます。
著者主催のLean Launch Pad(顧客開発モデルを実践しながら新規事業を開発する8週間の集中講義)が、2011年にアメリカ国立科学財団(National Science Foundation)により、事業化をサポートする際の必修講座として採用されるなど、アイデアの事業化にあたって「顧客開発モデル」は不確実性の高い不可欠なコンセプトとして注目されている。本書では下記を充実させ、「顧客開発モデル」をより進化させました。
※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何故この本を読んでいなかったのだろう。
ゲット、キープ、グローはスタートアップにとって重要な仮説。
大企業は「大きくなった企業」なのだから、考えたビジネスモデルを「実行」して良い。
一方、ゼロから立ち上げるスタートアップには製品もなく顧客もいない。ビジネスモデル自体がまだできていない。
スタートアップはビジネスモデルを一つひとつ確かめながら正しいものを「探っていく」必要がある。これが「探索」という意味である。
スタートアップは大企業のようにビジネスプランをいきなり実行してはならない。まず土台となる「機能するビジネスモデル」を探すことが先決なのだ。
Posted by ブクログ
「顧客が誰で、彼らが解決したい問題はなんなのか?」
コンセプトがいかにエバンジェリストユーザーの心をつかめるか。
製品と市場はフィットしているか課題の解決策には大きな需要があるか。
スタートアップは大企業のようにビジネスプランをいきなり実行してはならない。まず土台となる「機能するビジネスモデル」を探すことが先行なのだ。
ゲットファネルなど、各フェーズでの作業はとても参考になる。
辞書的に常に持っておきたい本。
Posted by ブクログ
異常なほど細かく、スタートアップとしてやることが書いてある本。
やる前に頭の整理に読むのには向かず、あー困ったなぁ、これどうするんだっけ?と思って立ち返ると役に立つ本
細かく書いてある分、当然、自社に当てはまらないものもたくさんあるが、一方で細かく書いてあるだけでなく構造化して理由も書いてあるので、自分でカスタマイズして対応しやすい。
名著だと思う一方、めちゃくちゃ扱いにくい本だなあ、と思った