あらすじ
近年、長引く不況に、多くの若者が「将来がわからない」「どう生きていけばいいかわからない」といった不安を抱えると同時に、お金の大切さについて考え始めている。やっと日本でも、お金ときちんと向き合う傾向が欧米に近づいてきた。
20代後半で一度は借金漬けとなりながらも、投資で財産を作り、セミリタイアを実現させた著者は、本書で「お金を貯められない人たちは、生活習慣や思考パターン、時間の使い方などに共通した傾向がある」ことを明確にし、こうした“悪習慣”を改善すれば自然とお金が貯まってくることを紹介する。
本書は決して、お金持ちになるための本ではなく、「悪習慣を絶ち切れば、生活に困らないレベルのお金は貯まる。その結果、お金から自由になれる」との思想に基づいたもの。自身の体験や、「お金の貯まらない人たち」の数々の事例を盛り込みつつ、20~30代のお金の悩みを抱える“お金初心者”向けの「お金本」。
既存のお金に関する本は、「どうすればお金持ちになれるか?」「どうすれば財産を増やせるか?」といった「プラスを増やすこと」が目的だったのに対し、本書が目指すのは「プラスマイナスゼロ(or ちょっとだけプラス)」といった初心者向けレベル。従来の書籍とは差別化が図られている上、上昇志向の薄まった今の若者にはかなり説得力のある内容です。
●内容構成
第1章 お金が貯まらない人の「考え方」
第2章 お金が貯まらない人の「時間管理」
第3章 お金が貯まらない人の「口グセ」
第4章 お金が貯まらない人の「生活スタイル」
第5章 お金が貯まらない人の「人間関係」
第6章 お金が貯まらない人の「整理能力」
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
気を付けたいと思ったこと。
時間を守る。
朝型人間になる。
運動する。
食生活が貧しいと、心も貧しくなる。
新しい人と会うときは、名前で呼ぶようにしたら覚えやすくなる。
Posted by ブクログ
メモ
ついついサービス残業をしてしまう
時給に換算する
2−3分の遅れは遅刻じゃないと思っている
なんとなく夜更かしする
朝のゴールデンタイムを活用する
朝方の生活習慣を作る
立場上できない
→立場上めんどくさいのでやりたくない
今後の長い人生の中で「今」が一番若い
ビジネスの世界では英語は不可欠
テレビは時間泥棒
あれこれ理由をつけて運動をしない
健康管理のできない人→お金の管理ができない人
食の貧しい人は心も貧しくなる
ご飯を自炊する
体重計に健康診断の時しか乗らない
いつかは痩せるという幻想
お金も体重もレコーディング
ブログ、ツイッターをやる
相手の話を聞くことから信頼が生まれる
身近な人を大切にする
相手の名前を呼ぶ
デスクトップがファイルで埋め尽くされている
デスクトップはその人の頭の中を表す
身の回りにあるものをなかなか捨てられない。
身の回りのものはレギュラー組だけでいい
必要なものだけ身の回りに置く
不要なものは捨てる
給料だけに頼らない
レシートをノートに貼る
ローンで家を買わない
家は資産ではない
もし買う場合は3分の2は現金で払う
Posted by ブクログ
タイトルの通り、お金が貯まらない人の悪習を、
「考え方」「時間管理」「口グセ」「生活スタイル」「人間関係」「整理能力」「お金管理」の7章でまとめていて、
著者自身の経験も含まれている。
読んでいてドキッとするものも多い。
人生を変える第一歩は、まず「思考」を変えること。
そうすれば自然と「行動」が変わり、行動が変われば「習慣」が変わる。それを積み重ねることで「未来」が変わっていく。
プロローグにあったこの言葉を肝に銘じておこうと思う。