あらすじ
あなたも被害者かも――。夫の非情な言葉や態度によって傷つく妻たちが急増している! 私が結婚生活で夫から受けてきたのは「虐待」そのものだった。すべての責任はお前にあると、夫は何度も言った。私も、自分がダメなのだと思っていた。でも、それは違った。幸せになれないのは、自分のわがままのせいでも、努力が足りないからでもない。夫にとって、ハラスメントの対象は、自分より弱い人間だったら誰でもよかったのだ。
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匿名
胸が痛い
自分の両親や兄弟がモラハラかどうか
しりたくて読んだのですが、著者のモラハラの
内容が本当酷く、胸が痛く気分が悪くなるほどでした。
本としてはとても興味深く、かじりついて寝る間も
押して読んでしまいました。
無事に離婚出来たとの事に心底ほっとしました。
Posted by ブクログ
私もモラルハラスメントの被害者ですが、この著者の方の旦那さんはうちのモラ夫とは、比べられないくらい酷いですね。
凄く共感できる本になってると思います。例えば旅行に行っても、全く楽しくないところなど。読んでいて、思い出してくる嫌な思いで。辛く辛くて死にたくなった時とか。うちはまだ決着はついていませんが、頑張りたいと思えた本です。
Posted by ブクログ
モラハラを受けていた妻が、そのガマンの内容と
離婚が成立するまでの経緯が書かれている。
夫の側の気持ちは、随所では理解するが、この中では
やはり「自己愛性パーソナリティ障害」として書かれている。
離婚算定までの裁判所や調停委員の横暴には、目を見張る。
離婚後の生活は、生活費で逼迫するものの、最後は、
ちょっぴりハッピーエピソードで終わるので、ほっとする。
Posted by ブクログ
モラル・ハラスメントという言葉を、なんとなく知っていただけで、読んでみて全くもって他人ごとじゃないと知りました。大なり小なり自分事としても真摯に受け止めるべきだなと。
Posted by ブクログ
モラハラ渦中で読んで勇気付けられた本。次々と見に覚えのある体験が。でも、ここまであからさまなら、ある意味対抗のしようがある。手も出さず、汚い言葉も使わず、静かに、でも確実に、じわじわと痛めつける頭脳派タイプも多いはず。モラハラは、暴力だけをキーワードにしてはいけない犯罪と思います。
Posted by ブクログ
モラルハラスメントについての体験。
どういった物かを感じるのにはいいと思う。
随所に自分は……と考えさせられる部分があった。
後書きにあるように、この言葉はパンドラの箱だと思う。
Posted by ブクログ
モラハラ被害者同盟の管理人さんが書いた本です。
これを読むと、よく20年近くも、家庭内での密室で起こるモラハラによく耐えてきたなと
頭が下がる思いがします。
Posted by ブクログ
尊大型アスペルガーチックな奥さんに当てはまることが多すぎておおおおおおそれそれそれってなった。離婚に至るまでの過程を実体験記として事細かに記して貰えてるのもありがたい。参考にします。子どもさんへの影響(特にご長女)が個人的に心配ではあるけれど、ママがあなたを守ったのよって上手く伝えてあげて欲しいな。
元旦那さん、おそらく爽やかイケメン陽キャなんだろうね。調停委員やる世代の人ってマジで外見で全て人格決めつけるから、精悍でハキハキしてれば簡単に騙せるよね。そうならないように、奥さんに振われた暴力と暴言を改めて一からきちんと記してデータにしておかないとなぁと思いました。
Posted by ブクログ
本当にあったモラハラ被害者の話。モラハラ被害から脱出への実録本。著者の被害ケースやネット上の互助会設立の経緯など。文章もとても読みやすい。複数の事例でなく、被害者本人の被害状況や解決策が詳しく書かれているので、様々なケースを紹介している本よりも、参考になる部分もある。コラムや付録では、実録以外の悩んでいる人全てに役立つ内容もあり。
ネット上の互助会についても記載があるので、悩んでいる人にとって、とても良い本。
Posted by ブクログ
基本、ご自身の体験を書かれたという本。夫にされたモラハラはほんと読むだけでも腹立たしいというか、どうしてこんな人と結婚生活を19年も続けられたんだろうと思う。しかし、精神科医も言ってたけど、これだけのことをされながら、うつ病にもならずにいられたのは、ほんと珍しいケースだろう。やっぱもともとしっかりしてる性格と、仕事を続けていたのが大きいだろうな。これだけの行動力がある人でも、モラハラ被害にあうのだ。離婚調停員の態度はほんと腹立たしい。筆者も書いてるけど、気の弱い人じゃほんと離婚できないよ。うちの父親も当てはまる部分は多いけど、母が離婚しないのは経済力がないからの一言。だから私は仕事をし、倹約し、貯金をするのだ。こんな話がごろごろあるのに、それでも結婚したい人が大勢いるのが私には信じられない。みんなどれだけ平和な家庭で育ってんだ。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
だからモラハラ離婚することに決めた!
夫の精神的暴力から、こうして著者は生還した!!
あなたも被害者かも―。
夫の非情な言葉や態度によって傷つく妻たちが急増している。
[ 目次 ]
第1章 「優しい人」が仮面を剥ぐ時
第2章 「モラ夫」は自分も人も愛せない
第3章 亭主関白という名の精神的暴力
第4章 私たちの苦しみには名前があった!
第5章 離婚調停に向けて臨戦準備
第6章 モラル・ハラスメント脱出への道
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
夫婦関係に対する理解を深めることができればと思って読んだ。
全てにおいて完全な人はいないし、不完全同士お互い補完しつつ良好な関係を築いていくのが理想だとは思うが、出会うタイミングもあり、結婚してからでないと見えてこない相性の良し悪しもあり、夫婦の難しさを感じた。
Posted by ブクログ
この本は、実際に夫から、激しいモラル・ハラスメントを19年間受け続けた著者の体験談である。「モラル・ハラスメント」という言葉が少しずつ普及し、インターネットを通して、自分が被害者であることに気づくことができた人が増えてきたが、それでも家庭という密室においては、「自分が悪いのでは?」と思い込み我慢している人もまだまだ多い。特に、立場の対等な妻ではなく、子どもがモラル・ハラスメントを受けているということは、「しつけ」という隠れ蓑があって、より気づかれにくいことなのだろう。
本書に登場するドクターが、対面していない夫を妻の話から「自己愛性パーソナリティ障害です」と診断する部分は、どうしても解せない。来談した著者を指示する意味であるのだろうが、第三者からの無責任な発言、特に「専門家」の発言は影響が強い、が混乱を招くこともあるのだから。
Posted by ブクログ
モラハラ被害者の女性が、ご自身の体験談を綴ったもの。
気になって、一気に読んじゃいました。
ただ本人も仰っているように、専門家の本ではないので、「モラハラって何??」という私みたいな人に向いてる本だと思います。
実際にモラハラで悩んでいる女性には、励みになるかもしれません。
Posted by ブクログ
結婚以来モラルハラスメントを受け続けた女性が、その生活の不自然さに気づき離婚によって脱出できるまでを書いた本。壮絶であまりにリアルで、モラハラ被害を受けている人やかつての経験者が読むとフラッシュバックでちょっとしんどくなるかも。