あらすじ
親友だと思っていた男から突然の告白!? 応えないまま忘れてくれと告げられ、そのまま距離が遠くなって6年──。大学時代の親友・七海と仕事で再会した進一。動揺する進一と裏腹に、七海は気まずい過去など忘れた様子。何の屈託もない笑顔は本心なのか…? 七海との過去を思い返しては、真意が掴めず戸惑う進一。けれど二人で飲んだ夜、酔った七海が「もう失敗したくない」と呟くのを聞き…!?
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つらい…
受けの態度と、発言から、とても苦しいのが手に取るようにわかって、それによる攻めのモヤモヤ感も感じて、とてもストレスフルな話でした。
読んでて、苦しかった。
そういうのが好きな人には良いだろうけど、私には合わなかった。
Posted by ブクログ
親友だと思っていた男から突然告白され、応えないまま「忘れてくれ」と告げられ、そのまま疎遠になってしまった親友。
それから6年。
大学時代の親友・七海と仕事で再会した進一。
動揺すると進一とは対照的に、七海は気まずい過去など忘れたように振る舞ってくる。
そんな七海がなんとなく腑に落ちない進一は、次第にモヤモヤを募らせていく。
そして、七海の元恋人に会った進一は……
という話でした。
当時は二人の関係を形にできなかった男が、成人して、ある程度の自由を手に入れて、ようやく、自分の本当に気がつくことができたお話。
どちらも真面目だからこそ、簡単に気持ちも身体も重ねることを躊躇って今になってしまった……という話でした。
この作者さんの話を続けて読みましたけど、真面目で優しい男の人が主人公の話が多くて、そういうのが作風なんだな……って思いました。
切ない別れを経験したからこその二人の関係に興味のある方におススメします。