【感想・ネタバレ】和算に恋した少女 1のレビュー

あらすじ

江戸時代に隆盛を極めた日本独自の数学「和算」。和算家の父に育てられた主人公・米倉律(よねくらりつ)は、ひょんなことから知り合った南町奉行同心で、飄々とした中年男・深井転(ふかいうたた)とともに江戸で起こる難事件を次々に解決していく。律の目にはすべてが和算の問題に写り、問題を解くことは三度の食事より歌舞伎役者より大好き!そしてその夢は、失踪した父といつか巡り会うこと……計算によらず思考で勝負する、思わず解きたくなる問題が全編にちりばめられた和算ミステリードラマ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

父の残した遺題を追って、和算に取り組む江戸時代の少女の話。

天地明察のおこぼれを狙ったあたりか、
おもしろく無いわけでもないが、読み進めるとだんだん面倒くさくなる。
算術としてはさすがに現代のほうが優れているもので、
お話の中の最高の頭脳が、私の知っている公式に至っていなかったりする。

そのような状況で、与えられたものをいかに使うか、が読ませどころだとは思うのだが、初歩数学を使っただけの謎解きに終始してしまっているようなところが、もう一つ。

あと、毎度のお約束めいたところも、連載で雑誌の中に入っている時には悪く無いと思うのだが、単行本でまとめて読むと、くどさが目に付く。
連載作品ならではの、ドライブがかかってくると面白くなるかもしれないが、当面は難しそう。

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2013年02月16日

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