あらすじ
人類史を変える者の誕生は
偶然か、必然か。
ジャレド・ダイアモンド博士、最新作!
ヒトラー、ジョブズ、マスク……時代を揺るがす指導者の条件を
『銃・病原菌・鉄』著者が壮大なスケールで解き明かす。
・ヒトラーが事故死すれば、アウシュビッツは避けられたか?
・チンギス・ハンが大帝国を築いたのは、戦略の天才だったからなのか?
・ユダヤ教の一宗派に過ぎなかったキリスト教は、なぜ世界宗教になれたか?
・ジョブズ、マスク、ベゾスがいなければ、あの製品は存在しなかったか?
歴史を変えるリーダーには特別な資質があるのだろうか。
生まれ落ちた「場所」と「時代」が幸運だっただけなのだろうか。
どんなときに、たった1人の人間が人類史を動かせるのだろうか。
大ベストセラー『銃・病原菌・鉄』でヨーロッパが世界を征服した条件を示したダイアモンド博士が企業、宗教、スポーツ、歴史の4分野で人類の謎を壮大なスケールで解き明かす。
■目次
プロローグ リーダーシップ考──ハムレットとチンギス・ハン
第1部 政界のリーダーたち
第1章 アフリカのシェークスピア──セレツェ・カーマ
第2章 『沈黙の春』の強烈なメッセージ
第3章 最高・最悪のリーダー二二選──伝記的手法の限界
第4章 自然実験
第5章 大統領を撃て!(先に癌で死ななければ)
第2部 ビジネス界のリーダーたち
第6章 ザクロとコンピュータ
第7章 CEOの義父が亡くなったら経営に影響するか
第3部 スポーツ界のリーダーたち
第8章 スポーツの監督は人生の手本
第9章 スポーツの監督をクビにするのが博打である理由
第4部 宗教界のリーダーたち
第10章 宗教が成功する要因──カリスマ教祖以外に必要なもの
第11章 なぜキリスト教は世界で最も影響力のある宗教になったのか
エピローグ 新たな現象への新たなアプローチ
謝辞
参考文献
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
セックスに関する独自ルールがキリスト教を世界宗教にした
キリスト教が古代ローマの国教になったのは、ローマ人が妊娠中絶や幼児殺害をしまくってたのに対して、キリスト教がそれらを禁止してたから、長生きで人口が増えて行ったと言うのが1つの要因としてあるみたい。疫病が流行った時の生殖年齢までの生存率も、仲間の看病をするからキリスト教徒は高かったんだと。
そして識字率が高かったので、役人として使える人材が多く、ローマの国教になるまでになった。
キリスト教は性に厳格なイメージだったけど、それがストレートに成功要因でもあったのは面白い。キリストがすごかったから、パウロがすごかったからだけじゃあ空前絶後の成功に説明はつかないってことっすね。
Posted by ブクログ
――リーダー個人が結果に影響を与えることもあれば、与えないこともある。
――どのような状況でリーダーによって結果に差が出る可能性が高まるか?
→→「裁量の大きさ」「タイミング」
リーダーが大事、リーダーが全て。無能なリーダーは切り捨て、有能なリーダーを立てればうまくいく。
→これは常識な気がするが、そうでもないとこの本は教えてくれる。
リーダーの影響力は分野や時代によって違うっていう結論なので、まぁそうだよなと思う。
まぁそれでも、リーダーが悪いからうまくいかないとか、私はよく不満を抱えてるので、その意味で優しくなれる気がする。
また、自分の組織が成功しても、リーダー意外の人の貢献の重要性は変わらないと認識。
切れ味はないけど、その分、リアリティある考え方を持てる本です。