【感想・ネタバレ】超一流中高 校長先生の教え―子供のやる気を引き出す65の言葉のレビュー

あらすじ

開成、灘、麻布など、超一流校の、超一流の教え――
「日本製エリート」は、こうして生み出されている!

■褒める言葉
「君たちは、18歳の集団としては世界一の能力を持っている」
「才能を放っておくのは、もったいない」 など

■奮い立たせる言葉
「努力しない者に栄冠はない」
「“自分が優秀だ”なんて勘違いしてはダメだ」 など

■人格を育む言葉
「世のため人のために尽くせる男になったら、それでいい」
「孤立してもいい」 など

■勉強に関する言葉
「脳みそは、負担をかけなければ鍛えられない」
「世界を変える人たちに学べ」 など

■女子校の言葉
「自分の考えに責任をもち、物怖じせずに意見せよ」
「気だてのやさしい女性に」 など

東洋経済オンラインの人気連載がついに書籍化!
中高生の親、子供の中学受験を考えている親、必読!

【掲載校】
開成、麻布、灘、巣鴨、東大寺 他、全10校。
【主な内容】
#01 開成 柳沢幸雄校長
#02 麻布 氷上信廣元校長
#03 巣鴨 堀内不二夫校長
#04 武蔵 梶取弘昌校長
#05 女子学院 風間晴子院長
#06 豊島岡女子 竹鼻志乃校長
#07 灘 和田孫博校長
#08 東大寺 矢和多忠一校長
#09 栄光 金子好光校長
#10 渋幕・渋渋 田村哲夫校長

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Posted by ブクログ

一流を越える超一流と呼ばれる中高一の校長先生のインタビュー集。それぞれに共通していることは、とにかく明確なビジョンを持って学校経営をしていること。その校風が「自由」であってもその自由の意味をしっかりと教えるための教育理念は学校に存在する。なるほどこういう理念であれば素晴しい人材は育つだろうと思った。しかしやはり気になるのはその結果が東大進学や医学部進学に集中していること。今の大学やその先に進路先を考えると多様なエリート教育があってよいし、東大、医学部以外の進路も見て、こうした学校が進学実績が出ていくといいのかと思った。そういう意味では渋渋や渋幕のやり方がこの先の超一流校のあり方なのかなと思った。

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2014年05月20日

Posted by ブクログ

超一流中高と言われる学校の校長がそれぞれの学校の校風や生徒の様子、方針などをそれぞれ述べている。
驚いたのは、東大や京大に毎年多くの進学する生徒がいるのに、受験勉強を重点にやっている学校が全くないこと。
それぞれが独自の価値観と特徴をもち、信念に沿って突き進んでいるという印象を受けた。
超一流中高=ガリ勉というイメージ個人的にはは払拭された。

「国際人なんて言っているのは日本人だけ」

印象に残った言葉でした。

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2014年04月07日

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