あらすじ
グロービスMBA集中講義、「実況」シリーズ第5弾。ビッグデータ、SNS、認知行動科学……。時代の流れ、技術の発達とともに進化を続ける「マーケティング」の基礎から応用までを学べる1冊。「そもそもマーケティングとは何か?」から解説をはじめ、「マーケティング2.0」、そして「マーケティング3.0」までを扱っているため、通読することでMBAマーケティングの全体像を掴むことができます。また、より実践的な書とするため、スターバックスやナイキ、P&Gの試み、ゴディバの商品開発手法、ホンダとハーレーとの違い、トヨタのブランド戦略についても解説。さらに、花王ネピアの「鼻セレブ」、エスエス製薬のハイチオールCなどの身近な事例も満載しています。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マーケティングの重要性を理解しているものの、
何のためにやるのか、やらないことでどんな問題があるのか
を学びたくて手に取った本。
マーケティングの歴史についても触れており、
必要に応じてマーケティング手法も進化していることが
事例も使って分かりやすく説明してくれていた。
マーケティングって難しいとは思うが、
やらないまま突き進むことが如何に無謀なことかがよくわかる。
当たり前だが運だけでは売れない。
やってみて都度見直しを繰り返すことで、
本当に必要なニーズ、顧客を掴むことが出来る。
理論+実践が大切なことだなあと改めて実感した。
【勉強になった内容】
・マーケティングとは、
「労力や時間、資金といった限られた資源で、
最大限の効果を得るための仕組みづくり」である。
・セグメンテーションとは、
「共通のニーズを持つ人たちの集団を区分けし、
より絞り込んだ市場として捉え直すこと」である。
・ポジショニングとは、
「一般的にターゲット顧客に、自社の製品をどう認知
させるかを決定する行為」である。
・STPは何度も行ったり来たりするもので、
またその順序も決まってはいない。
・市場のリーダーが没落する理由は、
技術革新、顧客ニーズの変化、
法規制や関税といったマクロ要因の変化、
過去の成功体験や働きがいといった企業文化
・過去のデータを使って分析するだけではなく、
実際にどうなのかを現場を観察することも重要。
・アンケートで顧客の本音は意外と聞けない。
何故なら言葉に出来ない体験等は書かれないし、
アンケート項目自体、アンケートを取る側の意図が
含まれてしまっているから。
なおのこと、現場に行くことが重要。
・今後のマーケティングでは、「何のため」を打ち出すことが
重要になってくる。情報が飽和状態となっている時代では、
他と差別化出来ないと顧客に選んでもらえない。
出したら売れるの時代ではない。
・究極的には顧客に言ってもらえるような環境を作るのが、
今後のマーケティングで最も重要かもしれない。
スタバ等は実際に顧客の意見を汲み取る環境をつくり、
実際に顧客の意見を取り入れることも行っている。
アンケートではなく、井戸端会議のような、
言いやすい環境が必要なのかもしれない。
Posted by ブクログ
士業であってもこの知識は必須だと思っていて、とりあえず分かりやすい本から勉強を開始。
一歩ずつ進んでいかないと。
初学者向けで優しめの本でした。
#読書 #読書倶楽部 #読書記録
#マーケティング教室
#グロービズ
#2016年59冊目
Posted by ブクログ
マーケティング1.0から2.0、そして3.0の時代に入ったことを解説してくれる。3.0は未知の領域と言っていい。やり方は、自分で工夫していくしかないということか。
Posted by ブクログ
マーケティング1.0〜3.0の発展の流れや概要を、企業の実例を用いて解説されいて理解しやすかった。『ABCDマトリクスで考えるマーケティング』が腑に落ちた。