【感想・ネタバレ】最後の英語やり直し!のレビュー

あらすじ

日常をまるごと英語学習環境に変える
勝間式〈最終手段〉で、絶対続く!身に付く!

TOEIC420点から900点へ――。
仕事にいかして、実益も得る。おいしいとこ取りの勉強法だからこそ、誰がやっても絶対続く!身につく!
自分中心の目標を立てる。電子メディアをとことん活用する。日常をまるごと英語環境に変える――など、
「本当に使える英語」をものにするため勝間式〈最終手段〉で、もう、時間とお金を無駄にしない!

<目次>
第1章 「コツ」から「蓄積」へ ――あなたの英語学習イメージを変える
第2章 私も英語で苦労した ――外資系の「落ちこぼれ」だった私
第3章 英語であなたの世界は60倍に広がる ――「象さん(感情)」への動機付け
第4章 語彙が増えなければ意味がない ――安く、楽しく、英語をインプットする方法
第5章 「日本語なまり」で問題なし ――アウトプットのために

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Posted by ブクログ

ネタバレ

勝間和代の英語の学習の本。

ざっとまとめると以下のような感じ
・万能薬を求めることの危険性
消費者が求めるため、~さえやればOK的なものが非常に多いが、こういうものにひっかからないように。

・英語学習のメリット
主に情報やコミニケーションの点での可能性が広がる。
個人的にはやはり情報収集の部分が大きい。
給料に直結するかは完全に環境によるだろう。


・継続することの重要性
継続がなによりも大事なのでつづけられそうなこと。興味をもてることを行う。
「試行錯誤の中から自分で続けられる方法を見つけられること」
これに関しては完全に同意。

・自身の英語学習の体験記
外資系だったため、英語に悪戦苦闘した話など。
読み物として単純に面白いとおもったけど、こういうのが嫌いな人には自慢話と受け取られるのだろう(笑)

・到達可能なレベルと必要な学習時間(1000)の提示
実用上で問題ないのがTOEIC900レベル
ただし、ネイティブと同様というには程遠い。ネイティブに到達すること自体がほぼ無理。
大学までで標準的に英語を学習してきた場合、このレベルに到達するのに必要な学習時間として1000時間程度。ただしこれは純粋に英語を読んでるor聞いている時間。


・日本人が英語ができない理由
英語と日本語の言語体系が遠く、近接性がないことと生活上必要がないこと。
たしかに、日本で英語できなくても全く問題ないし、現実としてほとんどの日本人は英語がわからない。

継続の重要性を指摘している点や安易な方法をすすめずに学習時間(1000時間)を提示しているのはよいと思う。
学習法としてはざっくりしており(語彙やリスニングの重要性)、あまり体系だってはいないので体系的な学習法などを知りたい方は英語上達完全マップなどのほうがいいかも。

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2016年09月18日

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