【感想・ネタバレ】彼女と彼女の猫のレビュー

あらすじ

新海誠の幻のデビュー作が小説となって息を吹き返す!
アニメとは異なる視点で描いたもうひとつの『彼女と彼女の猫』。
都会で一人暮らしをする女性が、ある日偶然猫を拾った。
自分の感情を言葉にするのが苦手な彼女と、彼女の不器用さをそばで見守る猫。
友人との言葉の掛け違いを境に、彼女の日常から笑顔がなくなっていく。
拾われた猫たちを軸に描かれる、四つの連作短編。

「彼女はいつでも誰よりも優しくて、誰よりもきれいで、誰よりも懸命に生きている」(本文より)

《目次》
第1話 ことばの海
第2話 はじまりの花
第3話 まどろみと空
第4話 せかいの体温

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ネコ視点とヒト視点が交差して素敵な物語になっている。
さすが、「秒速5センチメートル」の新海さん!

彼女の猫で、彼女は恋人というチョビほどヒトに入れ込んで
いなくても、犬のジョンも含め、みんな、ヒトを思ってくれている。
犬のジョンが、すごくかっこいい!
あの町は、ジョンがいて秩序が保たれているのだろうな。
たとえ、ジョンの体がそこにいなくなる日が来ても、みんな、
ジョンを覚えている、きっと。

心に深い傷を抱えた葵のお話が1番ぐっときた。

0
2014年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新海誠監督、幻のデビュー作のノベライズ本。

人と猫。
それぞれの視点から彼らの生き方が描かれる、そんな物語。

4つの短編となります。

人と人と。
猫と猫と。
人と猫と。

距離、存在、繋がりを感じる作品でした。

猫飼いたい。

むしろ猫になってみたい。

0
2013年07月13日

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