あらすじ
玄関先に送りつけられた犬の死体と脅迫状が宝石商のヒルを殺した?そして共同経営者のプライアムにも意味不明の脅迫が続く。二人を死ぬほどおびえさせるものは何か?プライアムが頑として語ろうとしない二人の過去とは……?題名を『種の起源』になぞらえ、ハリウッドを舞台に展開する本格推理大作。
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Posted by ブクログ
■真相編の傑作
道中は★3、真相編が★5、という印象の本作。
何より真相編が凄すぎる。
しかし「読者への挑戦」があるわけではなくぬるっと真相編に突入すること、真相編までの道中はぼやけた点が多く、はっきりキッパリとしていない点から、真相編に入るまでの道中はあんまり・・・という感じ。
★3くらいかな、と思っていたら真相編で★4、いや★5かこれ?となった作品
■道中は若干退屈
道中の、謎→手がかり、というパズル部分は若干退屈。
というのも、国名シリーズのような派手な事件が起こるわけではないし、最初の死亡者の死因も、関係者の意思も証言も、何もかもが全てぼやけており、何かを考えるにしても手がかりが全然ないというか思いつかない系の作品であるため。
事件的な動きも地味であり、人間ドラマ的に特段面白い、というわけでもない。
「自分で考える楽しみ」という点では薄く、では人間ドラマ要素が濃いかと言ったら別にそんなこともない。
よって道中は退屈さを感じたが、真相編の凄さで一気にその感覚が覆される、という作品だった。